ひっそりと群生

ひっそりと持ってるCDの情報やゲームの感想上げたり。購入物の記録など。気ままに。飽きっぽいので途中で止まったらご愛嬌。

TRUE REMEMBRANCEをn週目している人のネタバレ記録 その2

※この記録は里見しば様制作のTRUE REMEMBRANCE-remake-をn週目する人間の記録です。
※軽く片手の指以上の数の周回をしているのでネタバレ込み、伏線に触れまくりの記録になります。
※好き過ぎてスクショ撮り放題です。
※また、同作者様作『送電塔のミメイ』もプレイしてるのでその辺りにも触れています。


前置きは コチラ

前回 ←←←

TR記事まとめは コチラ






一話 雪と街と始まっている話】その①



f:id:AON_KABOCYA:20181030233810p:plain
f:id:AON_KABOCYA:20181030233815p:plain


ここでセーブを取ると『一話 封士とお客さまのルール』というセーブタイトル。


「世界は悲しい出来事に満ちていて、僕たちは明日に手をのばせない」
  最近では、そんな歌が流行っているらしい。


いつの時代でもありそうな所に普遍性を感じます。
でも、TRの世界で流行っているこの曲、気になります。
どんな曲なんでしょう?バラードなイメージですが…意外とロックだったら笑います。
個人的には西野◯ナさん辺りに歌って欲しい…と思ったのですが、彼女の場合は会いたくても会えない悲恋ソングになりそうなので、社会風刺の方向になるならミス◯ル辺りに歌って欲しいと思いました。
それだとやっぱりロックになる?


f:id:AON_KABOCYA:20181030233828p:plain


医者じゃなく特殊な人でしか治せない驚異的な鬱病な感じです、『セツナ病』。
ずっと暗いわけではなく一瞬前は明るかったのに一瞬過ぎると鬱になる…躁鬱がありますが、それに近そうな。
実はずっと暗いよりも、対処法が難しいので一瞬で変わる方が怖かったりします、人間の感情。
次の瞬間には自ら死んじゃうかもしれない人ってやっぱり怖いですよね…
医療と一緒で、全員助けられるわけではなく、中にはどうしても『セツナ病』の方が強く、助けられなかった方を見てきた人も居そう。
そういう方々の相手をする職業、『記憶封士』はとても大変なお仕事だと思います。


f:id:AON_KABOCYA:20181030233838p:plain


黒目の素質を考えると、『記憶封士』は『セツナ病』に成るか、成らずにたまたま『記憶封士』に成れるセンスがあったかの二択な気がして。
もしかしたら『セツナ病』になっていた可能性がある程の『錆色の記憶』を持っているかもしれない事を考えると黒目の闇は深い。


f:id:AON_KABOCYA:20181030233845p:plain


一話開始です。
A snowy town & a story begins.
『雪の多い街、物語が始まります』(グーグル翻訳+意訳)
サブタイトルと意味はそのままですね。
ただ、サブタイトル自体は「始まって「いる」」という現在進行系にセンスを感じます。
ここからラと黒目の日々が始まります。
BGMは煉獄庭園様製作「Sunday」。


f:id:AON_KABOCYA:20181030233848p:plain
f:id:AON_KABOCYA:20181030233857p:plain


そうなんですよね、この涙はラの物では無いのです。
全く無いというわけではないだろうけど、おそらく殆どが黒目の感情で…


「私がそうだと?」


の中には「私ではなく、これは黒目の悲しみでもあるんだ」という感情も含まれてそう。


f:id:AON_KABOCYA:20181030233903p:plain
f:id:AON_KABOCYA:20181030233906p:plain


……ラ、可愛過ぎますね。
ニンジンが苦手という事は、以前食べた事はあるという事。
最初に黒目に振る舞われたサラダに入ってて、苦手だと思ったのでしょうか?


f:id:AON_KABOCYA:20181030233913p:plain


この『ベッドが一つしかない』という事は今後も続いて行き、「早くベッド買ってあげればいいのに!」というツッコミ要因的に進みますが、実はアナライとの過去でも描かれてるんですよね。
「自分と相手はいつか離れる存在だからベッドは必要ない」というアナライや黒目の言葉にはしない気持ち、むしろ本人も気付いては居ない深層心理のような物を感じます。


f:id:AON_KABOCYA:20181030233924p:plain
f:id:AON_KABOCYA:20181030233930p:plain
f:id:AON_KABOCYA:20181030233935p:plain
f:id:AON_KABOCYA:20181104030709p:plain


スクショは悪意を持って選んでいます。
後にキョウの話でもありますが「男女は組ませない」というのが基本みたいですね、そりゃそうか。
ラの場合はラの一件と黒目で行う実験も兼ねて特別なのでしょう。

ここで少しだけ黒目の出自が仄めかされます。


ソファなんかよりもっと酷いところで寝ていたのだ。


道端や屋根のない所でもきっと彼は眠るしか無かったのでしょう。

黒目が意地悪なのは嫌らしくもあり微笑ましくもあり。
でも、黒目はきっと、他の客にはこんな事を絶対に言わない、ラだから言ってしまう所を考えると、消えてしまってる記憶、彼女との思い出が過ります。
記憶が消えてしまっていてもあの日々は無くなった事にはならず、ラをからかってしまう程には心の奥底には残ってるんだなと。


f:id:AON_KABOCYA:20181030233940p:plain
f:id:AON_KABOCYA:20181030233949p:plain


ニヤニヤせずにはいられない!!
普段は絶対にからかわない黒目と、黒目を心から信頼するラに深い繋がりを感じます。



次回 →→→