TRUE REMEMBRANCEをn週目している人のネタバレ記録 その8

※この記録は里見しば様制作のTRUE REMEMBRANCE-remake-をn週目する人間の記録です。
※軽く片手の指以上の数の周回をしているのでネタバレ込み、伏線に触れまくりの記録になります。
※好き過ぎてスクショ撮り放題です。
※また、同作者様作『送電塔のミメイ』もプレイしてるのでその辺りにも触れています。

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【三話　オセロゲーム】その①

ここでセーブを取ると『三話　お屋敷通りの幽霊』というセーブタイトル。
remake版から追加された話で、別名「一周クリアしてないと分からない話」です。
一周目だと「なんのこっちゃ？」で終わるお話になってます、CGも二週目で埋まる仕様。
私も初回は疑問符ばかり頭に浮かべていました。

ここは全ての言葉が『』で囲まれてる所から分かる通り、アナライの言葉…というかレポートの一部です。
三話最後にこのレポートの最後が全て明かされるのですが、この三話がアナライのレポートで始まりレポートで終わる所、そして結局大切な物は…という終わり方をする所が凄くセンスの塊だと思います。

三話開始です。
『In my hands.』
『私の手の中に…』(グーグル翻訳)
直訳そのままですが、そのままが一番しっくり来ました。
大事な物は彼の手の中にずっとあったんですよね…

『オセロゲーム』というタイトルでオセロから始まるの凄く好きです。
白から黒に…黒から白に…

一枚絵が麗しい。
三話は新規収録なのもあり、一枚絵が多めなのが凄く良いです。
そして里見さんの画力の上達により麗しい絵柄が何枚もあるのが最高過ぎます。
ゲームにおいても容赦のない黒目、良いですね。オセロ盤の黒が光る。

キョウが今までもそうやって様々な勝負事を黒目にふっかけていた姿が目に浮かびます。
この「いやらしい」の流れ、大好きなんですよ。
黒目、そういうところだぞ。「極悪」「陰険」「いやらしい」あながち間違ってない気が。

キョウはおそらく狙ってないでしょうが三番街の取り壊されるお屋敷の調査を黒目とラがする事になった所、ラが初めて『じいじ』のお家に行く事に因果を感じます。

人の想いは行き過ぎると霊になるのか。
幽霊になっても会いたいと思えるほどの人なら、一度会えるのは幸せな事かもしれない。
囚われすぎてはいけないけれど。

里見さんの何気ない日常描写が好きです。
ゆっくりと、でもしっかりと浸透するようにスルスルと入ってくる里見さんの文章。
黒目は三番街に来た事があるらしいので、仕事の関係で三番街での依頼があったのでしょう。

この表現をするラが可愛いのもですが、この表現だけでこの辺りが尖塔を持つ洋館ばかりだという事が分かります。
そんな立派な洋館に二人だけ(たまにお手伝いさん？)が住むのも場所ばかり持て余して大変そうです。

凄く立派なお屋敷ですね。
実験、研究もしていたでしょうがアナライはここにずっと一人で…

ラは幽霊が怖い_φ(･_･

初回プレイ時は三話がホラーだと思いビクビクしながらプレイしてました。
それっぽい雰囲気をしっかりと残しながら三話後半へ。

次回　→→→