ひっそりと群生

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【夜明け前より瑠璃色な -Brighter than dawning blue- for PC】感想

【男性向け15禁】



なんとなくオーガストの作品を最初からプレイしたくなったので中古で初回版を購入part6。



2009年02月27日発売
ARIA』※リンク先公式HP
夜明け前より瑠璃色な -Brighter than dawning blue- for PC】(PC)(15禁) ※リンク先wiki
以下ネタバレ含めての感想です。








こちらは前回プレイした『夜明け前より瑠璃色な』(※リンク先前回感想)のPS2移植版の再移植PC版になります。
単独版発売は2009年9月18日ですが、同梱版である『夜明け前より瑠璃色な -Moonlight Cradle-』の初回限定版を購入したので発売日は初回版を基準に。
PS2版のPC移植でPS2版のものと変更は無いはずなのですが、何故か15禁という。
全体的にド健全だったのに、何だ、何が問題なんだ…


細かい違いはエロシーン削除とそれに伴う変更シナリオがある所。
PC版の頃から居た遠山翠がヒロイン昇格し、髪型が変更されているですね。
翠、PC版でも良い役回り…と同時に可愛そうな役回りだったのですがヒロイン昇格おめでとうという気持ちです。
見た目もPC版よりも好きかも…PC版の髪型も嫌いではないですが、ポニーテールはずるいよ、ポニーテールは強い。
追加ヒロインとしてエステル・フリージアが追加。
PC版では敵対してばかりでイマイチよく分からなかった教団関連のお話が描かれてました。
それとフィーナ、ミアと友好的な月人とはまた違う月人と地球人の関係が描かれていたのも感じ、世界観を深める良いルートだったと思います。


システム的な差はそんなに無かったのですが、若干PC版よりか起動が遅いかな~という印象。
PC版もう少しサクサクしてた感がします。
あと、おまけが誰に対応しているのかが分かりにくいです。
PC版はおまけがクリアしたら即見れるので誰がどのおまけか直ぐに分かったのですが、移植版は全員クリア後におまけなので、カーソルを合わせたら誰がメインかとかがあれば良かったなと思います。
しかし、新規起動時ムービーの曲「brilliant azure」、めっちゃ良いですね…起動して飛ばせませんでした。


プレイ順はPC版と同じく
フィーナ(初回固定)→麻衣→菜月→さやか→ミア→翠(菜月クリア後開放)→エステル→リース(最終固定)→夜明け前より瑠璃色な(グランドエンド)
の順で攻略



『フィーナ ルート』
特に大きな追加点は無かった印象。
エロは当然カットでしたが。
カットした分、フィーナと外に出て一緒に物見の丘公園に行くという展開は結構好きです。
この物見の丘が物語に大きく関わるので。
PC版のエロシーン後のベッドから見た「夜明け前」ではなく、物見の丘から見た「夜明け前」に変更ってのは全年齢化として綺麗に纏まって良い変更だと思います。


『麻衣 ルート』
変更点は添い寝になってたり…結構好きです。
草むしり時のエロが一緒にお弁当を食べるシーンになっていたり。
麻衣のあーんはとても可愛かったです。
リビングでのシーンは庭でのイタリアンズとの水遊びに(動物戯れシーンが苦手な人にはアウト…?)。
私はイタリアンズが好きなので大満足で、麻衣らしくとても健康的な変更でした。


『菜月 ルート』
変更点は麻衣の誕生日パーティー後のシーンが仁さんに遮られるというラブコメ的な展開になっていたり。
翠のフォローが入ったのは移植版からかな?
余計に翠が良い子で良い子で、翠ぃ…本当に君は当て馬にはもったいない…攻略キャラになって良かったね…
雨に降られた後のシーンはラッキースケベに。
その後、菜月の料理シーンが追加でますますカーボンに。
店でのシーンはカットの後に特に追加は無し。
エロシーンカットからのその後にシナリオ追加が多かったです。


『さやか ルート』
変更点は館長室でのエロから見つめ合い大切な人だと告げるCGに変更。
見つめ合ってる部分が、芯が通ってて良い変更だったと思います。
エロが削除になった分、好物の「ぽてりこん」を咥える立ち絵があったり。
ポッキーゲームのようなCGが追加されたり。
そういえばPC版では「ぽてりこ」だったのに「ぽてりこん」になったのは商標があるからか。
最後のシーンは主人公の膝の上に乗り抱き合うCGに変わっていたり。
オーソドックスな全年齢化への変更という感じでした。
エロが省かれた分、今まで撫でてくれたさやかさんの為に今度は主人公が撫でてさやかさんが涙するという描写は凄く好きです。
EDムービーで、博物館の背景が雪が降り桜が舞う演出が季節が巡っている感じがして好きでした。


『ミア ルート』
変更点は告白後にミアの部屋に入った後、ミアが窓辺に寄り添うCGに置き換わっていた所。
その後ただ寄り添って朝を迎える所…ありがちといえばありがちなカットの仕方。
二人っきりで家に留守番をする事になった後の変更は一緒にお洗濯。
その中で下着を主人公が見つけてしまい、ミアが慌てて転んでしまうCGに変更、ミアの慌てるとドジになってしまう所が描かれて良かったと思います。
その後イタリアンズに洗濯を踏まれたりてんやわんやで、イタリアンズ好きなのでCGで追加があってよかったです。
最後に主人公だけのメイドになるというエロは普通に純粋なお別れシーンに。
こちらもまた健康的な変更でした。


『翠 ルート』
移植版からの追加ルート。
翠ぃ!翠ぃぃいいい!!!
新立ち絵の髪型のポニーテールも最高ですが、新立ち絵の目が線になってる顔や手をピースにして伸ばす立ち絵めっちゃ可愛いです。
THEべっかんこう氏の立ち絵という感じ。
あと新規のお洋服がめちゃくちゃ可愛い。
絶対音感を持っているというのが明らかになりかなりビックリしました。
PC版からこの設定ありましたっけ?私がこの分岐を辿らなかっただけかも…
菜月ルートの時から思ってましたが、当て馬にするには勿体無いくらい良い子で良い子で。
私、こういうPC版でサブキャラでとても良いキャラで移植した際に攻略キャラになる子に弱いんですよ…
その上で、元は陰キャだったのを頑張って陽キャにしてるようなキャラにも弱くて。
音楽が主軸になってるシナリオの分、音楽に力が入ってたのも良かったです。
シナリオはかなり王道でしたが、凄く好きです、悪い人は一人も居なかったなぁ。
ラストの翠の連続好きは卑怯ですよ、凄く可愛いかったです。


エステル ルート』
移植版からの追加ルート。
中田譲治さんは神父が多いなと思ったり(いや、見るの二人目ですが、とある神父が強烈過ぎて…今作では全く悪い人じゃないのに胡散臭さが凄い)
神父のモーリッツさんは彼の視点で話が進む事も多いので凄く印象的な人物です。
ある意味、教団ルートというか、PC版ではリースで少し語られますが、イマイチよく分からなかった団体だったんですよね。
王と神はある意味同等なのと同時に対になっているというか…ある意味フィーナとは対になってるのかなぁと。
王道的ツンデレキャラでありながら、そのツン…嫌悪している部分は月人と地球人の壁で出来上がっていて、月人で宗教を重んじる側だからこその敵意で出来上がったツンであり、中々に面白かったです。
フィーナもミアもカレンさんも皆基本、地球人に友好的なのでこういう立ち位置のキャラが居るのは面白くなります。
エステルさんだけでなく、月人が基本地球人をどう思っているのか、どういう対応をしているのかも描かれていて、別の側面から月が描かれていたのが興味深かったです。
主人公がモーリッツさんと話す時に一人称が「私」になるのもGOOD!主人公が場所に応じて一人称変えるのとか好きなんですよ…
礼拝堂の見学の一件で見学者が思いも寄らない方向から増え、マナーがなっていない人達が負担になっていく姿は現代のSNSでの写真やインスタ映えなどを彷彿とし中々に示唆的だったなと。
地球人と月人の深まる溝と地球人ではあるけれどもエステルさんから信頼される主人公、その人種差別の板挟み感にけっこう堪えたり。
徐々に主人公に心を開いていくツンデレ…と言ってしまえばそれまでですが、月人と地球人という枠組みを超えて思い合うようになる二人。
最初は態度がもうツンツンなエステルさんが徐々に気持ちを変えて行く姿が可愛くて可愛くて…
そして地球人を嫌っていながらも自分の本当の出自を知った時の心の変化、価値観の逆転。
ルートの趣旨やエステルさんのキャラクター性といい、PC版に無かったのが勿体無いくらいのルートでした。
下手をしたらPC版のキャラクターよりもシナリオ的に世界観に綿密に絡み合った面白い位置にあるかもしれません。
最後のキスシーンのCGも教会という場所もありとても美しく。EDに歌があったり、優遇されていると思います。
一点だけ、「地球人は空港に入ることができない」という一文が、今まで空港で見送るシーンが沢山あったので?でしたが…
それ以外は本当に良いルートで移植版だけにあるのは惜しいくらいに魅力的なルートでした。


『リース ルート』
変更点は猫を撫でようとするCGが追加。
他にもミニキャライラストが結構多めに追加。
エロは髪を拭いてあげるシーンに変更。
ロリキャラのエロも嫌いではないですが戯れるだけのCGとか好きなので嬉しかったです。
リースの視点も追加されて、無表情が多かった彼女が何を考えていたかが少しだけ多く理解できるようになっていました。
しかしEDは変わらず…彼女のEDはやっぱりどこか切ないです…FDでまた会えると信じて!!


夜明け前より瑠璃色な
根底のシナリオは変わらず、ラストの伏線回収EDでした。
エロ以外の大きな変更点は途中や最後の教会突破シーンでエステルさんが出てくるくらい?
最後には若干彼女の視点があり、教団の人間が遺産で月に行く主人公とフィーナを見送るのは中々に感慨深いなと。
エロは変更になりましたが一緒にお風呂に入るシーンは有り。
なんか…エロよりコッチの方が妙にドキドキしました。
遺跡のシーンは小さなフィーナの立ち絵が表示されたりカットインが入ったり演出は細かい変更で良いなと思ったり。
背景に学校の図書室が追加されてたり、教室のエロシーンは一緒に黒板に相合い傘を書くシーンに変更、初々しい。
物見の丘でのエロはちょっと無理矢理感がありますがダンスシーンに。
色々と変更点が優雅だなぁと感じました。
最後には移植版からの攻略キャラも集い、皆で写真を撮り良い感じに纏め上げられていたなと思います。



おまけはPC版とは違い全EDクリア後に開放。
「メアリの恋」
「控えめなラベンダー」
玉座を君に」
はPC版の頃から全年齢なのでそのまま。
個人的には
「ミラノより愛を込めて」
「庭付き一戸建てプール付き」
罪と罰
が面白かったのと、
「お月見」がリースルートのその後が描かれて好きでした。話は結構切なめですが。
翠はキャラクター的にPC版から魅力的で、エステルさんはキャラもですが、世界観を更に深く掘り下げるシナリオが魅力的で。
ただエロを削るだけではないとても良移植だったと思います。
流石自社移植。
この移植版を元にFDがあるらしいので、FDを、彼女達のその後が物凄く楽しみです。



※ゲームの攻略で検索される方がいらっしゃるみたいなので参考にさせて頂いた攻略サイト様を失礼します。
 参考攻略サイト様:初音島の音色 様
http://hatsunejimanoneiro.web.fc2.com/index.html
 夜明け前より瑠璃色な -Brighter than dawning blue- ページ
http://hatsunejimanoneiro.web.fc2.com/cap7.html