ひっそりと群生

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【復讐の死霊魔術師 ~望むのは死の痛み~】感想

【男性向け18禁】



2013年11月29日発売
CYCLET』※リンク先公式HP(18禁)
復讐の死霊魔術師 ~望むのは死の痛み~】(PC)(18禁) ※リンク先Getchu.com(18禁)
以下ネタバレ含めての感想です。








CYCLETの「蜥蜴の尻尾切り~切れないしっぽ~」のパッケージが欲しく「CYCLET5周年記念No.2 血どろパック」を購入。
本編である「蜥蜴の尻尾切り」はパッケージがありますが、「蜥蜴の尻尾切り~切れないしっぽ~」の方はDL販売のみでこちらのパックのみディスク有りだったので。
その中に入っている『劣等姦 ~優良種の身も心も壊す劣等種~』(※リンク先感想)に続き「復讐の死霊魔術師 ~望むのは死の痛み~」をプレイ。
実はコチラの方が「劣等姦」よりも発売が早いらしく…先にプレイすれば良かった。


内容はあいも変わらず血どろ系。
ただ「劣等姦」がほぼ前編を通し女の子の人権(人ではないですが…)を奪ってひたすらに拷問していくゲーだったのに対してコチラはイリーナとは純愛です…血は有りますが。
三人称で描かれる孤独な死霊魔術師の少女、イリーナが屋敷の庭に紛れ込み一緒に暮らしていく内に情が深まり恋仲になる。
そんなある日、異端者を狩るシスターのマリアが現れて主人公が殺されてしまい…というお約束をなぞった物語。
開始数分で主人公が殺されますがイリーナが死霊魔術師(ネクロマンサー)なのでその辺りは大丈夫。
最強クラスの死霊魔術師のイリーナと復活した主人公が手を組み逆に捕まえたマリアを拷問していくというオーソドックスな物。
プレイは血に塗れていますが、片方はある種の純愛なので「劣等姦」よりかは拷問度は低いかもしれません。


コスパの血どろタイプとしては良質な方だとは思うのですが、一点言うと絵が…個人的に好みの方ではありませんでした…
あまりにも等身が低めで…「劣等姦」くらいの等身からが好みなのでその辺りは残念。
お話は好みな所が多かった分、絵で若干ノりきれなかったです。
マリアの下着の熊さんはなんとかならなかったのか…
でも、こういう等身低めの絵柄での血どろが好みなら一見の価値有りだとは思います。


システムは「劣等姦」同様欲しい物は全て完備。
ただ、イリーナの過去回想で同声優さんだからか姉とイリーナが話す時に台詞が被ったのが気になりました。
CYCLETのパッチは無いみたいなので修正は無いようで…短い話なので良いのですが、台詞を飛ばすと音がゴチャゴチャします。
選択肢は有り。
法則が分かれば速攻で行けますが、自分はイリーナルートの(おそらく)GOOD ENDに辿り着くのに物凄く苦労しました。
法則はビックリするほど単純なのですが、それに気付くまでに時間がかかりました…



プレイ順は
マリアGOOD→イリーナBAD→マリアBAD→イリーナGOOD
の順で攻略



『イリーナ ルート』
愛している故に傷付けて欲しい。
死霊魔術師として、死んでいる体だから痛みを感じないと感覚を味わえない、だから痛め付けて欲しい。
という愛故に痛みが欲しいイリーナルート。
彼女との出会いと徐々に仲が深まっていく流れは短くても凄く好きです。
こういう男女に弱い…お互い初めて同士なのも大変好みで、イリーナの処女の血だから意味がある展開とか好みです。
ただ、低コスパのゲームなので仕方ないとはいえ出会いから「おち◯ちん出して」までの流れが早すぎる気はします(笑)
もう少し仲が深まる描写が沢山欲しかったなぁ…低コスパなので仕方ないですが。
マリアとは違い両思いの中で進んでいく血どろで。
エピローグがあるのでおそらくGOODにあたるEDの、「じゃあ僕が傷付けて欲しいとお願いしたらイリーナはどう思うの?」の流れは結構好きだったりします。
好きだから傷付けて欲しいも分かるけれど、その時相手はどう思うのか…みたいな問いは好きです。
イリーナが望む上での拷問と、既に目を失っている上での眼窩姦有り。
死なない身体と絵の等身から悲惨さは少ないですが、エグいと言えばエグいと思います。
あと、好みの問題ですが、主人公にサクッと「マリアを犯せ」と言ったのには若干「えええ!!!」でした。
あんなに好きだったのに…他の女を抱くのは良いんだ…みたいな。
ここはカプ厨なので引っかかりました、スイマセン(笑)


『マリア ルート』
完全に拷問ルート。
でも死霊魔術師である事以外何も罪を犯していないイリーナを追い回し、平穏を壊していったので自業自得ではあります。
死霊魔術師の方が命を尊く扱っていて、シスターの方が罪もない普通の人間を神の名の下に殺戮している対比が良いですよね…
彼女の過去も悲惨だけど、だからといって罪のない親子や主人公を殺していい訳ではないという。
同じ肉体だと痛みが麻痺するから何度も何度も新しい肉体を用意されて新しい痛みを植え付けられていく拷問は中々にエグくて好きです。
処女を何度も散らされるシスター…エグくて良いですね。
こちらにも眼窩姦有りで…CYCLETは拷問に特化しているだけあって眼窩姦多いので性癖の人にはたまらないのかもです(そちらの性癖は無いので断定出来ませんが)。
GOODの方では自分の行った事を省みて教会とは別の形で人を救う道を選んでいったのが好きでした。
最後まで徹底して主人公と結ばれる事はなく、自分の足で立って歩いて行く姿は良いですね、そういう女性好きです。
単純にシスターという属性がめちゃくちゃ好きなのでEDの流れといいかなり好みでした。
ただイリーナよりも中の人の滑舌が気になった所があります…声質は好きなのですが若干鼻にかかり気味?
ですが、どちらの中の人も悲鳴に関しては良かったので流石コチラ側の声優さんだなとは思いました。



「劣等姦」と続きプレイしましたが、低コスパにしては好きな人には刺さるプレイの数々だとは思います。
次はこの血どろパックの中では「鎖のカンケイ ~翼をもがれた籠の鳥~」をプレイ予定なのですが、絵柄といいヒロインがビッチ属性の内容といい今までよりも正直好みだと思う部分が多いので楽しみです!