ひっそりと群生

ひっそりと持ってるCDの情報やゲームの感想上げたり。購入物の記録など。気ままに。飽きっぽいので途中で止まったらご愛嬌。

【青い涙】感想

【男性向け18禁】



2003年05月30日発売
『CDPA(解散)』
青い涙】(PC)(18禁) ※リンク先wiki
以下ネタバレ含めての感想です。








10作に一個は名作と呼ばれている作品を挟んでプレイしないと心が死ぬと2019年は学びました。
というわけで、この感想がいつ投稿されるかは分かりませんが、2020年の30作目は「青い涙」に。


まずはシステム面で言うなら7でもインストール、起動可能。
ディスクレス起動は不可。
動きもスムーズで良かったのですが、ただ全スキップしかなく既読スキップが無いのと、マウスカーソルのデザインが独特で文章に被ると見えなくなった所は難点でした。
基本マウスカーソルはメッセージウィンドウの場所に置く派なので何度も位置をずらしたり。
そしてゲームウィンドウから外れると完全にゲームが止まる仕様だったので、ゲームウィンドウから離れて音楽を聞いたりスキップ時に別の事をしたりは出来なかった所は辛かったです。


絵は女の子の腰が妙に細すぎず、健康的な体型のキャラが多く大変好みでした。
背景もクオリティは00年代前半という感じですが量は多いので飽きる事は無かったです。


音楽関係は声は無し。
2003年という事を考えると商業としては不思議な感じですが下手にあるより無い方が良いので気にはなりませんでした。
XBOXへの全年齢での移植ではどうやら超有名な声優さん達によるボイスがあるらしいので気になる方はそちらをプレイされるのも良いかもしれません。
音楽は普通…「現代篇」で流れるワルツのような三拍子の曲は好きでした。
音楽鑑賞モードは無く、曲名を知りたかったので音楽鑑賞モードは欲しかったです。


そして物語ですが…輪廻転生物が好きなのとコンセプトの「情」の部分で「友」の「情」の描き方や主張、物語的な流れは大変好みなのですが「家族」の「情」の根本的な価値観は相容れない部分があり、好きな部分と苦手な部分が真っ二つに分かれました。
「回想篇」と一部ルートの「親」という存在に対しての「子」があまりにも不憫で不憫で…
そもそも前提として個人的な価値観なのですが「親は子を生む選択を出来るが子は生まれる選択を出来ない」という物をがあり。
「親は選択出来る上で人間を一人生むのだから何一つ選択権の無い子供を育てる義務や苦労が発生するのはある意味では当然である」と思っています。
なので今作の特に「回想篇」での親と子の在り方には結構懐疑的でした。
「回想篇」、まぁミルカが要するに白痴だったので正しく生む選択を出来る知能だったかは微妙なのですが、それでもマノを産み落としました。
「回想篇」はミルカの視点だったら確かに「ミルカは白痴で純粋なのに最後に捨てられて可愛そう」にもなりますが、これ、マノ側は物凄く地獄だと思うんですよ。
生まれた時から蔑まれる一族の上、母が白痴、自分の夢を持つも母を養っていかなければいけない…って。
これ、現実だと白痴…障碍者だったり痴呆を患った親を自分の夢を犠牲にしても「親」だからという理由で介護をし続けないといけない状態で。
あの…子供の人生ってなんですか?子供は一人で生きていけない親を介護するために生まれるものなのですか?という素朴な疑問が浮かびました。
個人の人生は親であろうとなんであろうと本人が完全に納得しない形で他人に侵害されてはならないと思っています。
その上ミルカを捨てシエと共に生きる選択をした上でシエと離れる道を選んだら「未来永劫「深淵」に堕ちる」という呪いが発生する。
「深淵」…はシエが関わってくるので若干違いますが、現実の「賽の河原」とか「親」を中心として発生する勝手に作られた死後の世界の業の概念が物凄く嫌いで嫌いで。
マノが「深淵」に堕ちた理由の一つにミルカへの「情」を捨てたから~みたいな流れがありますが、マノは今の今までミルカを「親」だからとちゃんと支えていたじゃないですか…
ミルカの「情」はマノを育てたのが「情」?いや、それは子供を生むという子供には選択権の無い選択をした以上親に発生する義務で…
そしてミルカがマノを生んだのは「一人が嫌でマノが居ると一人じゃないから」その上で「マノが居るとイジメられなくなった」「マノが居るとお肉が食べれるようになった」「マノが居たら家が出来た」…全部巡り巡ってミルカの為に感じて。
生んだ子供に「沢山の世界を見て欲しい」「自分の夢を叶えて欲しい」と子供を一人の人間として幸せにする幸せになって欲しいと願うのが親が子供を生む際に一番必要な感情だと思う以上、ミルカのマノへの感情は子供というよりも自分が生きていく上で自分を支えてもらう為に子を生んだように見えて。
ミルカは理不尽で不可抗力な出産だったとしても、そういう親の責務を理解出来ない存在は子を生んではいけないとまず思うのです、何故なら選択権の無かった子に通常以上に重責がかかり幸せから遠ざかるから。
ミルカは違いましたが世の中にはそういう「親に生んで貰った」という子供の「情」につけ込んで毒親を振りかざす親も居ますし。
子供側からしたら生まれた時から介護が決まってるなんてたまったもんじゃないと思ってます…じゃあマノは一生ミルカの面倒を見なければならなかったのかと。
「出世という名のダダをこねていた」とありますが、子供が親から離れる自分の夢を持つのは当然だとも思いますし。
(まぁ最後にミルカの元に戻るマノに対しては彼の「夢」「出世」はそれくらいの物だったのかとも思う所はありますが)
そういう意味で儒教的な…「絶対的家族主義」の「情」はどうしても受け付けませんでした。
現代で友の「情」の為に頑張る主人公は素敵だけど、マノとシエの件といい「情」を捨てて「愛」に走った二人が悪者のように描かれたり、マナのラストで「愛」を知る事が悪い事の様に描かれていたのも「うぅん…」と。
「情」が大事なのは分かるけれども、途中「情」は「愛」よりも上であるというような描き方がされていて人の感情に対して上下決めてマウントを取るような表現も個人的にあまり好きではありませんでした。
ただ、マノ視点の「回想篇」ラストの「息子は居ない」には価値観の相違はある中で不覚にも良い流れだと思ったので物語的には大変良く出来た話だなーとは思っています。


一方で友情の方面での「情」はかなり好みでした。
「夢幻篇」での友の為、現実でも必死に彼女達を幸せにする為に足掻く主人公は大変「情」に溢れていたと思います。
まぁ、現実での彼女達が「夢幻」での記憶が無い以上、いきなり昔から知ってたと言う主人公は「君の事は前世から知ってた」といきなり言う男と同じで彼女達からすればかなり怪しい男なのですが…
18年間「夢幻」の方が主人公にとっての現実だった訳で仕方ないといえば仕方ないですが、もう少し「夢幻」の記憶は彼女達には無いという前提を持って距離を詰めた方が良かった気はします。
女性側から見たらあの距離の詰め方は正直怖いと思うので。
あと若干、彼女達に「何かをしたい」という気持ちよりも「何かをしてあげる」という目線だったのが気になったりはしました、現実だと障碍者のキャラが多かったのも含めて。
でも、「夢幻」からのつながりで必死に「友達だから助けたい」という気持ちはとても好きでした。
あと、上記でも書いた通り輪廻転生系大好きで。
「夢幻」と「現実」で性格が正反対なのとか大変好みです。


物語のコンセプトとしての「情」に対しての合う合わないでの好みがちょっと強かったのもですが、あとは構成が結構同じだったのが残念でした。
パッケージなどで察する事は出来ますが、今作完全に「マナゲー」なんですよ。
マナを中心としてマナの為にある物語なので、実質マナ一択で進めても問題ないくらい。
「夢幻篇」→「回想篇」→「現代篇」の構成なのですが、マナとシエルート以外だとほぼ金太郎状態となります。
マナルート以外だと「夢幻篇」で選択肢を選び→「回想篇」をヒロイン一人でも見てればスキップ出来て→「現代篇」でルートヒロインに寄り添い最後必ず生死の境を彷徨う、という構造が全く変わらず。
マナ以外のルートだとほぼスキップでなんとかなってしまい…しかも既読スキップが無いので自分の采配でスキップするしかないという…
友情の為に頑張る主人公は素敵だけど、あまりにもマナとシエ以外のヒロインの存在感が薄く、そこは凄く残念でした。
あと「青い涙」のタイトルの回収が「そういう回収!!?」みたいな所で驚きました。
色弱で血の涙とは…呪いが解けない以上確かに涙は血の涙しか流せないだろうけど…そうか、そう来たかぁ…


最後に、「現代篇」の現実の主人公の実妹の恵があまりにも最高に可愛かったのにルートがないのが悔しいです!
いや、分かってますよ、今作は「情」の話だから「夢幻篇」に居ないのと妹である恵とはそういう関係にならないのは分かります。
でも…あまりにも可愛かった!!
18年間スレる事無く眠り続けていた兄を見守り続けてくれて、目が覚めたら健気に面倒を見てくれて…あまりにも(大人び過ぎてて黒い可愛い系の洋服が若干似合わないなと思った所以外)パーフェクトな妹でルートが欲しかったくらい魅力的でした。
主人公もなんだかんだ中流以上の家庭に生まれてますし…弁護士の父に敏腕編集者の母とか…金持ち過ぎる。
18年間眠り続けていた人間を養う余裕もですが、これ、中流以下の家庭だったらハチャメチャに「現代篇」の立場変わってそうだなと思いました。
裕福に裕福を重ねたような家庭の上に妹も可愛いとか…「回想篇」の階級の反動でしょうか…くそ…現代の主人公、羨ましい…
そんなわけで恵ルートが「兄弟」で仲良しのようなルートでも欲しかったです。



プレイ順は
晴子・もえみ→さえか→雪江→彩→ユリ→シエ→マナ
の順で攻略



『工藤晴子・もえみ ルート』
一番最初に行って良かったです。
結構主張が合わなかったので。
晴子さんのキャラ自体は嫌いじゃないのですが、「親も育てるのが大変だったの」などの描写には「自分が子を生む選択した上で発生した当然の結果では?」という感情以外抱けず。
その上で子を放置して死なせておいて「お母さんを許すよ」と子供が言う描写に「親の自己満シナリオ」だと強く感じました。
親が親の責務を果たさずに自分を優先した結果、子に危害を加えておいて許されるようなシナリオ本当にダメなんです、合わないんです…
最後、晴子さんも現実に戻って来ますが個人的には亡くなった方がスッキリしたかも。
いや、でも生きて償っても欲しいか…とりあえず許されるのには納得出来ず、一番合わなかったルートでした。
ただ、他のヒロインは現代で「夢幻」というほぼ夢の中の出来事を話して近寄ってくる正直はたから見れば怪しい主人公との距離の詰め方が早すぎるとも感じる中で晴子さんは警戒から始まったのでそこは良かったです。


『日比野さえか ルート』
現実のさえかが好き過ぎました。
話せない少女。
一番もどかしく二人の距離にドキドキしていました。
ただ、ラストが一番明確じゃないのとあまり幸福と呼べないのが好きなキャラ故に悲しく…
おそらく一度現世では死別して更に来世で結ばれてる…という事で良いのかな?
もしくは「現代篇」もある程度シエの幻想だったのだとしたら、ラストの二人こそが現実…?
他のキャラのラストは「現代篇」がそのまま現実になっているっぽいのに、さえかだけ一度消えてる所が不憫だなと…しかもクソ親父のクソ行為(未遂)の後で。
好きなキャラだった分、さえかはさえかとして幸せになって欲しかったのでラストが凄く残念でした。


『白鳥雪江 ルート』
なんか…一番印象に残ってない…
クソ男に惚れててクソ男がクソ男故に上手く結ばれず、自分に想いを寄せる主人公で想いの代用をするルート。
…単純に考えてこのルートが一番「情」を無下にしてないか?とも思ったり。
世の中では嫌われる展開だとは思うのですが、主人公がヒロインの想い人の代わりにされるとか個人的に結構好きな展開なんですけどね…好きな展開でも印象が薄いってのはどうなのよ?
雪江さんの想い人の杉村が予想以上に小物なのはビックリした、本当にビックリしました。
途中まで「お…彼になら任せられるか…?」からのストーカーへのあのへっぴり腰。
もうお前が青い涙のダメキャラNO.1だ!!!
移植版だと中の人子安さんらしいじゃないですか…あのへっぴり腰シーンをハチャメチャに聞きたいのでいつかプレイしたいです。


『志水彩・ジンユリ ルート』
彼女達もまた印象に残り辛かったような…
ラスト分岐しますが、最後の最後まで一緒なので同じルート扱いで。
ユリの立場に関しては正直途中で予想が付いてました。
なんとなくこういう立ち位置かな~と、がっこう◯らし。
でも、おそらく、ユリは自分で…ですよね…
なんかこのゲーム地味にそういうの多いな。
最後に彩が何事も無く制服着て立ってたのには驚きましたが…病人服来てたらまだ分かるけど制服とか全快じゃん。
でも彩の為に学年関係無しにガシガシ突っ込んでいく主人公は好きでした。
暗黙の了解で作られたルールとか大嫌いなので「学年や勝手に作られた決まりなんか関係あるか!」みたいな主人公の態度にはスッキリしました。
そういう主人公の強さは本当に好きです。


『シエ ルート』
「夢幻」の真相とマナの真相が明かされるのがこのルート。
色々と納得しました。
しかしまぁ…シエルートだけど実質、静恵さんルートでしたね…
大昔の「回想篇」でシエとのエロシーンはありますが、ラストには完全にシエはフェードアウトするので。
ミルカやマナなどとても「母」が中心に描かれている物語だったので、現代での主人公の「母」である静恵さんにもスポット当たりそうだなと思っていましたが…やっぱり。
というか柏木家も現実で動かない息子を18年間必死に守ってきた裕福と言えども大変な家庭なはずで、主人公は目覚めると同時に他のルートだと「夢幻」でのヒロイン達ばかりを中心に行動を起こすので柏木家がなんか不憫だなーと思ってたのでちゃんとルートに組み込まれてて良かったです。
ミルカと静恵さんはまぁ多分全く別人だと思いますが、それでも今度は「回想篇」と違い主人公が母よりも何も出来ない、動く事も出来ない存在として生まれて、その息子を18年間めげずに育て続ける。
…正直、自分に何も利益が無い、むしろ経済的には不利益しかない中でしっかりと「自分が生んだから」「自分の子供だから」というだけで育てていた静恵さん、一番アガペーしてた気がします(マナも拾い育てていますが彼女はそういう役割の元に作られているので…)。
恵といい静恵さんといい、京太郎さんも、本当に純粋に良い人達で愛もお金もあって(お金大事です)、心にも余裕がある家庭で、柏木家一番好きでした。


『藤原マナ ルート』
シエにより作られた主人公の為の「夢幻」で主人公を守る為に作られたシエの女性としての気持ちとミルカに対する罪悪感の母としての気持ちを合わせて作られた存在。
主人公視点では何でも出来るお姉さんのような人でしたが彼女の視点になるとそれは全然違っていて、むしろ作中で一番物事を知らない幼い少女のような人だった事が明らかになります。
いやぁビックリでした、こういう印象の違いを描けるのが視点変更の良い所です。
マナの存在は正直とても好みで…この「主人公の為に作られた、創造された存在」タイプのヒロインに弱いんですよ…
主人公の為にあり、主人公が居なくなったら消えていく存在。
役割を与えられている作られた存在故に感情を知ってはいけない人形の少女。
人間が最初から持っている感情は持てず、けれども「情」は一緒に過ごす内に芽生える最初からは持ち合わせていない物だから唯一マナが持つ事が出来、シエの「夢幻」から開放される。
シエの「夢幻」から開放された先に行ったのは「夢幻」と同じ様な場所であるけれどもそこは死後の世界。
マナは死後の世界の「夢幻」で主人公を待ち続ける…という事で良いのかな?
構造考察が大の苦手なのでかなり唸りながら納得してました。
途中の選択肢で感情を得てはいけないマナは人間が原初から持つ「愛」を知ったら消えるというのは中々に…エロゲでコレをやるか…と面白かったです。
エロゲでエロシーンに行くとBADでエロシーンに行かないとGOODとか好き嫌いが分かれそうですがかなり好きなんですよ。
そういうエロゲとして本来あるべきスタンダードな道の逆を描けるのもまたエロゲならではだなと思います。
「愛」を跳ね除けシエの「夢幻」から開放され人形ではなく人に成り「情」だけを頼りに…きっと60年後の主人公と死後の世界の方の「夢幻」で出会えたんだろうなぁ。
主人公の呪いも「誰かを癒やす事が出来たら解ける」物だったので、人に成ったマナと再会した事で人間のマナを癒やし、呪いも解けた…という事で良いのかな?
都合が良すぎるかもしれませんが、個人的にはマナも人に、主人公の呪いも解けて幸せであって欲しいです。
「最後に夫婦になった」とありますが肉体関係はどうなんでしょう…?シエの「夢幻」から開放された以上出来るとは思いますし夫婦になった二人のそういうシーンも見たい気持ちもあるけど、それはなんか本編で描くのは「愛」を一度跳ね除けた以上野暮な気がするので描写が無くて正解だとは思ってます。
エロシーンが無いのが正解というのも凄いエロゲだ。
あと、まぁなんだかんだ主人公も18+60で78歳で亡くなってるなら大往生な気がする…あ、でもマナルートでは誰も癒せてないので78年寝たきりかぁ…柏木家の皆様、本当にお疲れ様でした。
あまり描かれる事はないですが本作一番の現実での功労賞だと思ってます柏木家。
最後に赤髪で描かれますが…赤髪だった衝撃や演出は好きなのですが、赤髪だった事に何か意味があるのでしょうか?
再プレイが必要なほど小さな伏線があったり…?
とりあえず「青い涙 マナ 赤髪」で検索をかけましたが出てこないので、考察などでも言及されてないみたいですね…
「マナが赤髪だった」という所にもう少し伏線や意味を忍ばせて欲しかったです(自分が気付かなかっただけかもですが)。



今作、かなり「母親」という存在に対してどう思っているかで印象が左右される作品だなと強く思いました。
良い母で生まれた事が幸せで凄く感謝している人からしたらとんでもない神ゲーになりそうですし、逆に色々とわだかまりや衝突があった母の場合凄まじく合わないポイントがあったりしそうで…
どちらにしても現実の「母」という存在の価値観が強く影響を及ぼすのは作品としては凄いなぁと思います。
感情にマウントを取っているようであまり好みではないのですが「愛」よりも「情」を中心としている部分には他のエロゲではあまり見かけない要素だと思ったり(全年齢だとあったりしそうですが)。
「母」や「情」など他に類を見ない確かに唯一無二の作品だったと思います。
向き不向きの部分はありましたが芯を貫き通した凄い作品でした。
創作の中でですが「母の愛」に触れられて良かったです。



(しかし…プレイ後様々なレビューを拝見しましたが、皆様「ミルカが好きでマノが嫌い、許せない」という方が多くビックリしています。あぁ、今までの各々の母という存在への印象や家庭環境と、子の人生を中心に考えるか親の心情を中心に考えるか、母親になる責任と義務の価値観の違いなのかなーと少し思いました。こういう感想の違いがあるのがネット感想の面白い所だと思っています)



※ゲームの攻略で検索される方がいらっしゃるみたいなので参考にさせて頂いた攻略サイト様を失礼します。
 参考攻略サイト様:隠しページ(のつもり) 様
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