ひっそりと群生

ひっそりと持ってるCDの情報やゲームの感想上げたり。購入物の記録など。気ままに。飽きっぽいので途中で止まったらご愛嬌。

【エリュズニールの騎士】感想

【男性向け18禁】



2003年10月15日発売
雨傘日傘事務所』様 ※リンク先公式HP(18禁)
エリュズニールの騎士】(PC)(18禁) ※リンク先DLsite.com(18禁)
以下感想です。








エルフのお姉さんとお姫様との板挟みイチャイチャ喫茶店経営生活…
と、ほんの少しの主人公の過去が紐解かれていくシリアス。



『お姫様&エルフとの同棲生活AVGです。
 CG枚数50、パターンCG250以上。体験版あり。
 記憶を失った主人公はとある街で喫茶店を経営するエルフのお姉さんに助けられ、彼女との生活を始めます。
 そこへ主人公の過去を知っているらしいちんまい姫様が現れて…エンディングは3パターン。』
(公式より引用)



雨傘日傘事務所作品、4作目の「エリュズニールの騎士」をプレイ。
雨傘日傘事務所様作品のプレイは6作目。
プレイ時間は約3時間15分くらい。
分岐は3箇所有り。


記憶を失った主人公のディールを拾ってくれたエルフのガルムとディールの過去を知るお姫様のティタとのイチャイチャ板挟み生活!!
では間違いないのですが、記憶を失った原因が徐々に近付いて来てディールの過去が徐々に鮮明になり記憶や過去が明かされた時…待ち受ける真実はとても生々しく。
敵対する存在に攫われた先や、過去に起こった出来事などは流石の雨傘日傘さんと言わんばかりにハードな調教が目白押しでした。
主人公のディールとはらぶらぶですが、しっかりとハードなパートも用意されていて、安定のエロでした。
そしてどの戦闘もカッコ良く…素っ裸で戦う姿があっても様になるのは流石の一言。
EDは3つ、三人のヒロインに分岐して行きます。
とあるヒロインの境遇が凄まじく下手をしたら鬱なまま終わりそうな中、喫茶店エリュズニルの面々がとても明るくテンション↑↑なので、とてもシビアな境遇ではありますが最後まで明るく楽しくギャグ満載で終わったのがとても後味が良く爽快でした!


ヒロイン二人に腕を引っ張られ取られ合われながらほのぼのとした日常の中に後半、ほんの少しのスパイスがある。
そんな楽しいお話でした。



『システム、演出』
吉里吉里製。
プレイ中不便に思う箇所は無し。
ただ、スキップ機能が未読まで飛んだのでそこだけは分岐があるゲームとしては少し困りました。
分岐箇所は分かりやすいのでエンター長押しスキップでも調整出来ますが、既読スキップだと有り難かったです。


『音楽』
クラッシックBGM。
前回のジムノペディといい、雨傘日傘さんはクラッシックお好きなのかな?と思いましたが、2003年のフリー素材を考えるとあの時代はクラッシックの方が多かった気がして…とても時代を感じました。


『絵』
動きが…動きが凄かったです。
前作の「白夜十六」から目パチがあり素晴らしかったのですが、今作は更に上を行っていて。
立ち絵が全面有りにバストアップも有り、表情がクリックする度に常に動く上にガルムに至ってはエルフ耳がピクピクと動きとにかく可愛らしく。
表情を見るだけで物凄く楽しめました。
戦闘絵はとてもシンプルでしたが、シスター二人が裸で戦いながらも格好いい絵面になっていた所は中村先生の戦闘を思い出し。
女性のムチムチ肉感は素晴らしいなと思いました。


『物語』
物語自体はいたってシンプル。
記憶喪失の所を救われ、記憶を知る人物が来て、記憶を失った原因が押し寄せてくるというもの。
それでも、シンプルな中でガルムやティタ、そしてディールがとても個性的で…
3人が喫茶店を経営しながらワイワイと楽しそうにする姿を見るだけで相当楽しめました。


『好みのポイント』
「血湖の皇子」という単語が出た時にニヤリとしたり。
「2年3組の魔女」と「白夜十六」は別世界枠らしいのですが、「ラミエルパークのエルフ」とは世界観が繋がっているらしく、ダークエルフの設定や皇国の設定が出た時にはテンションが上がりました。
特に「血湖の皇子」に滅ぼされたというお話は「ラミエルパークのエルフ」の覚醒EDを見ているとドキドキします。
滅ぼされた…という事はアチラが正規の歴史なのでしょう…あちらの覚醒EDとEDの膝枕CGが好きだったので凄く嬉しかったです。
同一世界観の繋がりとかが見えてくる作品はそういう小さな所で繋がるのがとても好きです!
ガルムもまだ謎を抱えているみたいですし…他作品も気になります!!





以下ネタバレ含めての感想です





リザリア様が調教を受け肉体改造され超乳になっていた時に妙にテンションが上がりました。
「こういう肉体改造、流石です!!」という気持ち。
若干バルとエルのエロやティタのエロを見て「いつもより調教薄めだなー」と思っていたので、完全調教担当がリザリア様だと知り安心しました。
雨傘日傘さんはこうでないと…
しかし…諸悪の根源であるサジクはまぁクソ野郎だとしても、王であるガーラントも更にクソ野郎で…
奥さんが一度堕とされたからと、一度墜落した物は要らないとあっさり肉奴隷として扱うのがもう…姿は見えなくても邪悪の権化のような存在で腸煮えくり返りそうでした。
…が、それ故にラストでリザリア様が奪還され、歴史上では死んだ人扱いはされながらも自由を手に入れられ。
そしておそらくガーラントもディールの手によるかは分かりませんが手にかけられ殺され、王位は長女に移ったのだろうと思うと…悪者が正しく成敗されてスカッとしました。


サジクも、おそらくガルムにズタボロに殺されたんだろうなぁと。
というか、ガルム、一体何者なんでしょう。
おそらくダークエルフをも凌げるようなちょっと特殊な方だとは思いますが。
一点だけ残念なのは、ガルムがあまりにも圧勝過ぎて、戦闘がアッサリと終わってしまう部分ですね…
「魔狼ガルム」、今後彼女の事が語られると良いなと。


EDはどのEDも最後は明るくはっちゃけて終わるのでとても好きなのですが…
ガルムとティタにEDがあるのは分岐があるので分かっていたのですが、まさかリザリア様にもあるとは。
奪還後に喫茶店に戻らずリザリア様と暮らすED、リザリア様の調教によりドエロくなってしまったお姿もあり最高に淫猥なのですが、なんだかんだガルムとティタが乱入してくるので淫猥な空気のままでなく最後に明るく終わって地味に安心したような残念だったような…
リザリア様の調教や超乳もガルムが戻せるという所もありガルムの万能感が凄まじいです。
…本当にガルム何者なんだろう……
今後この大陸のシリーズで明かされるといいなぁ。


次回は「雪神一雫」をプレイ予定。
こちらは大陸歴史シリーズ外のようですが…戦闘は分かりませんが、また光る演出が見れるのを楽しみにしています。