ひっそりと群生

ひっそりと持ってるCDの情報やゲームの感想上げたり。購入物の記録など。気ままに。飽きっぽいので途中で止まったらご愛嬌。

【霊刀キザクラ ~桜花の剣と惑竜章~】感想

【男性主人公全年齢】



2008年10月18日発売
雨傘日傘事務所』様 ※リンク先公式HP(18禁)
霊刀キザクラ ~桜花の剣と惑竜章~】(PC) ※リンク先DLsite.com
以下感想です。








十騎士、零位、ラベンダードラゴン。
1000年の妖刀、キザクラ。
邪竜退治に、いざ、参る!



『南の国境線沿いに広がる金色の海原
 センダムの草原
 そこに出没するという獣を退治する旅のその道中
 立ち寄った辺境の小さな町で
 十騎士の零位ラベンダードラゴンは
 キザクラと名乗る古都の女性と知り合う
 そして、二人と一匹でわたる金色の草原
 その旅路の果て
 そこにあるものは、彼らをどのように出迎えるのか
 それを経た彼らは何を失い、何を得て、何を変えるのか

 金色の草原に吹く風が
 今日も穏やかに二人と一匹の頬を撫でている


 『エリュズニールの騎士』の世界観をそのままに
 今度のおはなしは黒曜鏡の魔獣から数年後のニフルヘイム南部
 センダムと呼ばれる金色の草原が舞台です
 主人公は蛆(ウジ)の湧いた男やもめと着物の似合う刀剣類
 色気のひとつもない堅物な二人の硬派な道中を
 楽しく読んでもらえましたら幸いです』
(公式より引用)



10作に一個は名作と呼ばれている作品を挟んでプレイしないと心が死ぬと学びました。
というわけで、この感想がいつ投稿されるかは分かりませんが、2021年の30作目、そして雨傘日傘事務所作品のノベルゲーム11作目である「霊刀キザクラ ~桜花の剣と惑竜章~」をプレイ。
プレイ時間は約9時間45分くらい。
分岐は無し。


今作は今現在(この感想を書いている今現在、2021年2月)での雨傘日傘さん作品の唯一の全年齢作品。
今までは濃くハードなエロが挟まりながらダークな背景がありつつもコミカルに話が進み最後にドドン!熱いと戦闘で締める!という作風が多かった雨傘日傘さん。
全年齢になった事で今までのハードエロが無くなった雨傘日傘さんは果たして面白いのか?
エロで盛り上がっていた部分が無くなる事で話が盛り下がる、という事にならないだろうか?
と少し不安に思っていましたが…全く無問題でした!


エロが無くなっても充分に面白い!
ハードエロが無くなった事で背景にあった悲惨さは減っていましたが、それでも全年齢で出来る限りの苦悩やグッと胸を締め付けられる要素が多々あり。
エロが無くなった分、コミカル要素とギャグ要素が増えそれが本当に面白く。
更に演出が強化された戦闘も合間合間に挟まり、最終戦の流れの上手さと熱さと言ったらもう…
今回の件でハッキリと分かりました。
雨傘日傘さんは全年齢でもギャグと戦闘で充分にやっていけるサークル様だと。
エロで物語のかさ増しやエロが無いと読んでくれる人が居ない、面白くないという事でエロを入れている訳では全く無く。
本当に他作の濃いエロはご本人様の性癖で入れていた事を実感しました。
確かに…あの濃くてハードな調教であり痛々しくはありながらも根底から鬱は感じさせない、暗さはありながらも心の底から凹む事は無いエロって他では中々に味わえず、雨傘日傘さんの持ち味で。
雨傘日傘さんはご自分の他では見れない性癖、エロを自給自足されて居たのだな…と。
全年齢で戦える程に他の要素が充分強いのにエロの情熱を忘れないその創作力に感服致しました。


本作は「黒曜鏡の魔獣」のラスト、クーデターにてニフルハイムを守る為の登場した十騎士のラベンダードラゴンと「隷妃双奏」エピローグにて登場した妖刀のキザクラさんがひょんな事から出会い任務を共に遂行する旅路と戦いの物語。
全ての要素を余す所無く楽しむとなるとやっぱり他作をプレイ推奨になりますが、全年齢らしく本作単品でもそれなりには楽しめるとは思います。
本作だけでも充分に物語の王道を貫き、主人公のラベンダードラゴンもヒロインのキザクラさんも、そして登場するどのキャラも個性に溢れていて。
戦いはどれも当然の演出力。
面白い要素で埋め尽くされたような作品でした。
まさに戦闘系ノベルゲームの教本のような作品。


全年齢なのである意味では一番クセが無く、入りやすい作品にも感じました。
エロは苦手なんだけど雨傘日傘さんの戦闘を一度でも見てみたい、まだ18歳未満だけれど18歳になるまでに雨傘日傘さんの作品に触れてみたい。
そんな方に是非オススメの一作。
今作から入り、世界観やキャラ、戦闘に魅了され。
是非他作の戦闘も見たい欲求を捨てられず濃いエロの道に進み性癖開拓されて頂きたいと思いました。



『システム、演出』
吉里吉里製。
ツールバーを使用になりますが必要なシステムはありました。
戦闘シーンは回を重ねる度に成長されていましたが、本作も例に漏れず。
剣戟のエフェクトなども豊富でSEと剣戟が走る光のエフェクトの噛み合い方がとにかく絶妙。
特に「臨兵闘者皆陣烈在前」は過去作を知っているともう、ズルいです!あんなの盛り上がらない訳がない!
どの戦闘も手に汗握る戦いでした。
この演出に関しては言葉では上手く表現出来ません。
本作に関しては全年齢なのでこの戦闘エフェクトを見る為だけにでも全人類、やって!!!としか言えません。
ノベルゲームの戦闘エフェクト好きな方全員に是非触れて頂きたいです!


『音楽』
今作からなんと音楽鑑賞モードあり。
素材曲は鑑賞出来ませんが、本作の為に作られた楽曲は鑑賞出来ます。
どの曲も素晴らしいのですがやっぱり最終戦で流れる「Logic sword」と「空斬桜花演舞」の良さと言ったら…
最後の最後でこの2曲が流れるのですが、ラスボスとの戦いが盛り上がる盛り上がる。
「Logic sword」はラベンダードラゴン。
「空斬桜花演舞」はキザクラさん。
それぞれ主人公とヒロインの二人に専用曲が用意されているのが良すぎます。
どちらも素晴らしいのですが、個人的には「空斬桜花演舞」かなぁ、あの流れは熱い熱いよ。
あと地味にティタ様の「きゅんきゅん☆千夜一夜 ~ティタ姫イメージソング~」も電波ソング好きとして好きでした。
声に関してはまだ同人演技といった感じ、音質もキャラによってまちまちですし。
演技力は個人で差があると感じました。
ラベンダードラゴンとキザクラさんは中の上くらいかな。
一番お上手だと思ったのはベルザンドス。
あの話し方と演技で良い感じにキャラが確立していました、憎めない女性で大変好きでした。


『絵』
同じ絵を何度も使用しながらも背景や周りの描写、エフェクトを変える事で戦闘毎に違う戦いにしている演出力には圧倒されました。
同じポーズのイラストなのに同じ戦闘に見えないという、本当に不思議で不思議で。
一枚絵を動かすという事に関しては右に出る方が居ないと思います。
ラベンダードラゴンの剣を握る際の動きが本当に良く。
ラベンダードラゴンのカッコ良さも、キザクラさんのカッコ良さも充分に描かれ、飽きるという事が全く無い、まさにセンスの塊でした。
戦闘だけで無く、いちいち入るラベンダードラゴンの眼鏡や歯が光るカットインも始終面白く。
面白くする工夫をいたる所から感じました。
立ち絵の細やかさも妥協点が全く見当たらず。
クリック毎で動くので毎度毎度技術の方面で作りの中身が気になって仕方ありません。
表情の豊かさが濃いキャラ達をより一層引き立てていました。


『物語』
大きな道筋は任務の遂行の中で数々の敵と出会い戦い、時には和解し、そして最後の敵と戦い…と、まるで少年漫画のように王道を貫き。
細かい要素は今までの大陸シリーズを繋げ、大きなシリーズの輪の中にある作品だという事を感じさせ。
「これを倒せば終わり」という指標が見えている上でその道中に出てくる人々も個性的で出会いが楽しく、所々で挟まるギャグも面白く。
どこもかしこも楽しい要素ばかりで詰め込まれ隙がありませんでした。


『好みのポイント』
ラベンダードラゴンとキザクラさんが良すぎます!
二人共キャラとして単純に良いキャラしてて好みですし、なにより二人の絶妙な距離感が良い!!
男女コンビ好きに刺さりまくりでした。
正直今までの雨傘日傘作品の主人公とヒロインの中で一番好きかも…
全年齢ならではの男女コンビの関係だったと思います。





以下ネタバレ含めての感想です





あーどうしよう、「好き!!!」としか言えなかった作品でした。
少年漫画の王道大好きですもん、そりゃ好きだ。
濃くハードなエロも好きなのですが、そういう今まで18禁を作ってきた人の全年齢とか、逆に今まで全年齢しか作った無かった人の18禁とか、そういう「いつもの作風」がある人が作った今までとは逆のレーティング作品でなおかつ面白いという作品に自分はめちゃめちゃに弱くて。
話の面白さは勿論、作者様の作り方という点でも今作がビッシビシに好みに刺さりまくりでした。
本筋の目的、キャラクター、ギャグ、それぞれの過去や事情、戦闘、例え18禁で無くてもこれだけで雨傘日傘さんはやっていけるお方なのですね…今回の件で充分に証明されました。


どの要素も好きなのですが、一番好きなのはラベンダードラゴンです。
堅物、眼鏡、KOKY(キングオブ空気読めない)、これだけでも大好きなのですが、亡くなった奥さん一筋過ぎた所がもう最高で。
どんなに作中魅力的な女性が出ても一切フラグを立てずに奥さんを思い続けている姿、一途な男スキーとしては見ていてニヤニヤしました。
基本雨傘日傘さんの作品で主人公核になる男性キャラは性癖的に歪んでは居ないキャラが多いんですよね、ディール、八鉱、亜紀、紺、新太、エル、誰もヒロインを自主的に痛めつけるという事は無く。
その分サブキャラの男の性癖がまぁヤバく、そちらの行動でハードエロになる事が多数なのですが…
とにかく、主人公核の男性は基本紳士ではありました。
それでも18禁らしく気持ちの面では一途でありながらも他のヒロインと肉体関係を結構持つ事が多く、個人的に雨傘日傘さんの作品はヒロインのNTRを感じた事は無いのですが、主人公のNTRを感じた事はかなりあって。
ディールとかさ…クリステル、ティタ、ガルム、リザリア関わる女性という女性殆どと関係を持つのでエロゲ主人公としては正しくも一途か?と言われたら微妙だとは思っていました。
まぁ気持ちの面では騎士道と恋愛方面でティタ様第一!だとは思うのですが、こう、肉体方面であまりにも関係を持ちすぎていて。
エルは分岐によってリィ・ルゥとアーベルに分かれ、分かれた方とのみ関係を築きましたが、分岐がある時点で固定カプ厨としては性癖的にノリ切れない所があり。
そんな中でラベンダードラゴン、恐ろしい程に奥さんの事しか頭にありませんでした。
まぁ周りの女性がラベンダードラゴンに恋愛的好意を持たなかった所も大きいですが、好意を持つ女性が居ても気付かなかっただろうなこの男。
まさに「男やもめ」、そういう亡くなった人、伴侶を一途に思い続けるキャラに弱いんですよ!男でも女でも弱い!!
途中の、おそらく白竜の影響でラベンダードラゴンの記憶の中から出てきた妻と話すシーンがありますが、全然妻の件を立ち切れてないのがグッと来て。
「ネメアのライオン」…麻薬を奥さんに使った一件も、そのどうしようも無さに胸を捕まれ。
そういう亡くなった妻一筋な男性と、その男性を全く異性としては見ていない人外の女性のコンビ。
こんなん好きに決まってますがな!
キザクラさんも全年齢なのもあり、こんなに魅力的なのにエロが無いのか!!?と思う自分と、いやキザクラさんはエロが無いのが良い、公式ではギリ着物がはだけたくらいのイラストが見れるくらいで良いという自分に分かれて悩ましいのですが、ラベンダードラゴンとキザクラさんはエロが無いのが良いね。
キザクラさんが1000年妖刀やってるのに一緒に寝た事がある人が一人も居ないというのも大変良き。
まさに全年齢だからこその関係で男女コンビ好きとしては二人の関係に好きとしか言えませんでした。
この二人に今後エロが入ったら若干解釈違いを起こしそうな程に好き過ぎる距離感と関係で、もうとにかく最高でした。


戦闘でも両者本当に魅せる魅せる。
ラベンダードラゴンの地位的に強い人だろうなとは思っていましたが、あそこまでの人だとは。
雨傘日傘さん作品の中で人間として最強核であるディールとタメ張れる時点で最強核ではあるだろうな、とは思っていて。
(しかし、過去、ディールに何度も仕掛けた際に不意打ちばかりでディールが始終面倒な奴を相手にしていたと思っておりラベンダードラゴンを煙たがっている中、ラベンダードラゴンはディールが嫌な気持ちは一切無く相手していたと思っていた辺り本当にKOKY。)
実際に白竜との戦闘で鎧をガッスガス脱ぎ捨て大胸筋サポーター(?)までも脱ぎ捨てた辺りで本当に少年漫画的実力の開放の仕方をしていてテンションが上がったのと、「コイツ今までの戦闘は本気じゃ無かったのかよ」感が溢れていてラベンダードラゴンの強さの底知れ無さを感じました。
マジであの戦闘力とあの性格を持つラベンダードラゴンを射止めた奥さん何者なんでしょう?
元々病弱とありましたが、絶対に精神方面で色々凄すぎるお人な気が。
亡くなっている人は最強説は間違いなくありますね。


ようやく倒した!と思った白竜に今度は「1000年の悪霊」が取り憑き更にとんでもない敵になる姿はまさにRPGの第二形態。
王道少年漫画に王道RPGに、皆の大好き好きてんこ盛り!過ぎて目を離せず。
こんなんどうやって倒すんだよ…の展開になってキザクラさんの覚醒。
今までキザクラさんが最終戦で出てこなかった分どう関わってくるのか、と思ったらまさかの今まで敵として戦ってきたララクロスとの共闘。
キザクラさんは刀なので依代が必要で、ララクロスの体と同化して「1000年の悪霊」に向かうとかさぁ、最後の最後まで好きな要素しか無いんか?
ラクロスとキザクラさんの声が重なる演出は「コレだよコレ!コレが欲しかったんだよ!!」という要素をしっかりと詰め込んでいて。
最後には「1000年の悪霊」を1000年の妖刀が倒すという、カッコいい、カッコ良すぎるよ、隙が無い。
主人公にもヒロインにも見せ場がある上、最後はヒロインが最強の技で倒すという好きが過ぎる展開で、もう、ひたすらに最高。
自分の好き展開をここまで見せてくれた事に感謝しか無いです、有難う、雨傘日傘さん、有難う。


主人公とヒロインだけでなくサブキャラも濃く個性的な奴らばかり。
エリュズニール組は今までの作品を追っていると「いつもの」という彼等で。
さり気なくリザリア様とエミリアが統合したルートが正史になっていて嬉しかったり。
元王や王城も昔よりも明るく感じ。
ラクロスもどこまでも実直で誠実で、敵である獣にもしっかりと礼を重んじ矜持を大切にして。
でも誰よりも個人的にはベルザンドス、彼女が最高でした。
おそらくディアブロの義妹。
過去作を知っているとディアブロの関係者というだけで構えてしまいましたが、全然とっつきやすい女性で。
確かに獣に対して非道な行いをしますが、そこはデュエル家らしく研究や解剖などへの好奇心を隠せていない所で。
そういう研究熱心だったり十三皇としての目的があり行動しながらも「小児科」の矜持を一番に持っていて。
怪我人を放っておくわけにはいかないし、自分が治した怪我人は意地でも守り通すのはまさに医者。
研究者よりも医者の生き方の方が勝っているのが彼女らしく。
性格と方言も合わさり狡猾な所がありながらもどこか憎めないイカしたキャラで彼女が登場する度に楽しかったです。
ディアブロは出てくる度におちゃらけた性格でありながらもやる事があまりにもアレで空気が若干凍り付きましたが、ベルザンドスはむしろ真逆で固まった空気が氷解していったので兄妹で同じデュエル家でも全然違うなと思いました。


他作との関係ですが、今までノベルゲーム作品はロゼッタを除き本作を含めて10作プレイしましたが、おそらく時系列では本作が一番最後になるのかな?と思い公式の年表を確認した所、今までの10作では本作が新しい時代みたいでした。
今まで「隷妃双奏」「紅湖の皇子(ラミエルパークのエルフ)」「エリュズニールの騎士」「黒曜鏡の魔獣」は時系列がバラバラでありながらも同じ大陸の物語で歴史が繋がっていましたが、ここに来てまさかの「雪神一雫」とも繋がり。
「雪神一雫」のラストで世界が雪に覆われ人々が死に絶え紺と真白の二人の世界になりましたが、あれがこの世界で言う所の「虚界」で、つまりこの大陸シリーズは「雪神一雫」から繋がっているという事…で良いのかな?
という事は現代基準の「白夜十六」「午前零時の讃美歌」「2年3組の魔女」も繋がっているという事に。
まさかの後半、白竜の台詞で繋がりが見えてきて驚きました。
キザクラさんの必殺技、「臨兵闘者皆陣烈在前」も「雪神一雫」の最終戦での右近の技を思い出し非常に懐かしい気持ちに。
というかこのシリーズに出てくる「古都」という場所は時系列を見るとコチラの世界での日本の文化が入った場所なのでしょう。
キザクラさんの技も右近達の神社が関係すると思いますし、このシリーズで出てくる「教会」というのは「雪神一雫」で真白を襲撃した「教会」と同じ組織で、あの組織がずっと地続きで「虚界」を越えこの大陸にまで続いているという事に。
「黒曜鏡の魔獣」の後半の科学技術もコチラの世界の技術が行ったと考えるならわりと納得出来ます。
まぁちょっとコチラの世界でも超科学だとは思いますが。
シリーズを通すと見えてくるものが多く、色々な事を知れました。
十騎士も王が変わった事で変わっていたりと時代を感じます。


全年齢作品で今までの18禁作品のようにエロでのパッションは無くなっていましたが、その分溢れ出るギャグでの掛け合いや「教会のかみさま」関係のイベントでジワリと胸に来るイベントがあったり、戦闘演出はむしろ強化されていて熱さは変わらず。
何より、今までの作品で少し合わないと思った部分が全部綺麗に払拭されたのが個人的に嬉しく。
確かに過去作も好きなのですが、「エリュズニール」関連では「ディールあまりにも出会う女性抱きすぎじゃね?」と思ったり、「黒曜鏡の魔獣」では後半の戦闘力インフレバトルがあまり肌に合わず、「紅湖の皇子」はラストのここぞ!と盛り上がる所でフェードアウトしたので「ここから先を描かないのかよ!!?」となり、凄いと思う反面合わないと思う箇所もありましたが、しかし本作はそういう自分の合わなかった部分を綺麗に拭っていて。
ラベンダードラゴンは恐ろしく妻一筋ですし、ラストの白竜や「1000年の悪霊」とのバトルもラベンダードラゴンの鎧&大胸筋サポーター脱ぎ戦力アップやキザクラさんとララクロスの同化共闘など「今ある戦力でなんとか勝ちに行く」という戦闘方式で戦力インフレが全く無く、白竜も「1000年の悪霊」もしっかりと倒し、任務を完全遂行しフェードアウトする事も無く。
何から何まで今まで自分が他作で感じていた「どうしてここで…」の部分が変わっていて全てが納得出来、非常に全力で大満足出来る作品になっていました。
合わない箇所無し!好きな部分しか無し!という一作で大満足でした。


本作以外に全年齢作品は今の所無いですが、今回の件で全年齢も充分楽しい作品だと確信したので全年齢になるらしい「名無しの召喚師」非常に楽しみにしています!
次回は聞く所によるとファンが多い「ヴィザルの日記」になります。
このシリーズでどの時系列でどう絡んでくるのか、話し自体も楽しみですが、次回からまた18禁作品でまたパッションに溢れたエロを見れるのも楽しみです!