ひっそりと群生

ひっそりと持ってるCDの情報やゲームの感想上げたり。購入物の記録など。気ままに。飽きっぽいので途中で止まったらご愛嬌。

TRUE REMEMBRANCEをn週目している人のネタバレ記録 その14

※この記録は里見しば様制作のTRUE REMEMBRANCE-remake-をn週目する人間の記録です。
※軽く片手の指以上の数の周回をしているのでネタバレ込み、伏線に触れまくりの記録になります。
※好き過ぎてスクショ撮り放題です。
※また、同作者様作『送電塔のミメイ』もプレイしてるのでその辺りにも触れています。


前置きは コチラ

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TR記事まとめは コチラ






四話 自由にならないもの】その③



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束の間の平穏から始まります。
ラは結局図書館には連れて行ってもらえておらず、この街では行く機会がないので本当に残念です。


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リップスぅぅううう!!!
いや、リップスの事嫌いではないのですが…
反政府やってて、後をつけられてるのに気付かないのはどうかと…周りに気をつけてくれ…


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何も知らない天使のラは本を買えてご満悦。
守りたい、この笑顔。


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ここ、文章描写だけですが、想像すると黒目と同じく少しおもしろい気持ちになります。


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ここから黒目さんの本領発揮です。
黒目の特技その3、尾行を撒いて逆尾行が出来る。
サラッと書かれてますがとんでもない事をしてますこの男。
どれだけ過酷な人生を…と思ってしまいます。


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犯人を特定し、『AROMA』へ。しかし、時は既に遅し。
ラが!ラが!!!
ここで音楽が煉獄庭園様製作「死ノ音色-SiNoNeiro-」から煉獄庭園様製作「聖なる亡時-SeinaruBoutoki-」に変わる所はゾクゾクします。
聖なる亡時-SeinaruBoutoki-」は本当に焦る時にピッタリのタイミングでかかるので、TR好きにとってはトラウマ曲かと。
音楽の素晴らしさ、怖さもさる事ながら里見さんの選曲センスにも唸らされます。


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ここで黒目が黒目らしくもなく、慌てている所が凄く人間味を感じます。
いつもはクラゲのような男が、他人に対して興味が無いような男が、ラの為だけには必死になるんですね…
お客様だからと言ってしまえばそれまでですが、それ以外の感情も伝わるような気がします。


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リップスぅぅううう!!!
いや、リップスの事嫌いではないのですが… part2
でもここまでポカを繰り返すと流石に…今でこそTRの全キャラ好きだと胸を張って言えますが、初回プレイの時は「なんだこの女…」という感想だったという気持ちをここで正直に書いておきます。
何周してもここで「いや、リップスはもう動かない方が…」という気持ちになるのは変わりません(笑)


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こういう時にも冷静ではある黒目。これは『A級ライセンス封士』の風格ですわ…
しかしここの文から「ラが綺麗にしていたのに」という静かにラを思う気持ちと静かな怒りを感じます。


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こんなにホイホイ内容を話すのなら反政府組織とか向いてなry…
そうだろう、ラはいい子だろう!!(謎の親目線)
そんな「いい子」だと思ってる子を巻き込んで…と子を思う親のような気持ちが湧いてきます。
リップスの事嫌いではないのですが… part3
それでも、どうしてもラが素敵でいい子な分ラを大切に思ってしまうあまり、ここではリップスに怒りを覚えてしまいます。
何周してもこの怒りの感情を覚えるので、TR、そしてラがやっぱり大好きなんだなと。


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電話を嫌う客、なんとなく分かります。
仕事で『セツナ病』になった人にとっては客からの電話とかトラウマですよね…


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今回、キョウはかなりの巻き込まれ感が。
理由が分からなくても話について来てくれるキョウ、本当に良い人だ。


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裏切ったり見捨てられたり…まぁあんなポカをしでかせば…とも思わなくもないですが、好きでポカしてる訳ではない上で見捨てられるのは辛いので少し同情します。
頑張っても頑張りが、目標が達成されない物ほど辛い事は無いです。


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封士教官が首謀者の今回のテロ。成り立ちといい、思想の入り乱れといい、闇が深い街です。


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自由にならないもの…


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7年は長い。これは確かに好き…というか特別な感情を抱いてしまう気持ちも分かります。
それが敬虔か…友情か…愛か…もう本人にもきっと分からないから敬遠してるのでしょうけど。


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いや、黒目にも分かる、黒目だから分かるよその気持は。
彼もそうだったから、そうだから、今ここに居る。


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封士の能力も、人の感情も、見えないから自由にはならない。


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リップスは外に頼り過ぎな傾向がある。
彼女の人生から仕方がない事かもしれないけれど、ED後、キョウを支えにしつつも自分自身で立てる程もっと強くなれたら良いと願います。


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「封士の力が消えるのはその人が満たされるから」
セツナ病』と『記憶封士』は本当は同じ物、紙一重で、それが自分の内面に影響するか外に影響するかその差だと私は思っています。
錆色の記憶』は、辛い過去は封士もお客様も持っていて、それが癒やされると封士の能力やお客様の死への渇望も消えるのでしょう。
書いてあった本はきっとアナライの本で…彼は最後の方ではきっと能力を使えなかったのかもしれません、満たされて死んでいったのだから…


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いつか黒目の、ラの、キョウの、リップスの封士の力が消える事を願わずにはいられません。

ここの最後の方でサラッと封士の能力についての重要な事を黒目が語りました。
多分、この最後の「満たされたら能力は消える」がED後にしっかりと効いてくるのだと思っています。
全ての人は不可能だと思うけれど、せめてこの物語の登場人物達がいつか満たされる事を願います。



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