ひっそりと群生

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【もっと 姉、ちゃんとしようよっ!】感想

【男性向け18禁】



2010年07月30日発売
CandySoft(きゃんでぃそふと)』※リンク先公式HP(18禁)
もっと 姉、ちゃんとしようよっ!】(PC)(18禁) ※リンク先wiki
以下ネタバレ含めての感想です。








商業にも沢山触れたく、シナリオライター別に面白そうなのを追って行こうと思い購入。
かずきふみさんの初作品「もっと 姉、ちゃんとしようよっ!」に。
プレイ時間は約時間分くらい。
システム面は7でもインストール可。
ディスクレス起動可。


本作はかずきさんの処女作だったらしいのですが、話の展開や主人公の性格は思う所はありながらも処女作とは思えないほどに文章が読みやすく、「本当に初作品か?」というくらい文章がとても良く出来ていました。
ウィンドウメッセージタイプのノベルゲームはウィンドウメッセージの中に一度に文字が収まるよう、そして、短い文章で分かりやすく必要な文章だけで表現するのが重要だと思っているのですが、どんな時も短く、分かりやすく、要点だけが的確に伝わってきて、抑えるべき所がかなり抑えられており、ウィンドウメッセージタイプのノベルゲームのお手本のような文章でした。
なので、読む時もストレスフリーでサクサクと読めて、どのルートでも文章で躓く事は無く。
初作品でこれだけストレスフリーに文章を書き上げられるのは本当に凄く、最近お名前をよく見かけるライターさんですが、とても納得でした。
これだけ読みやすいと大変有り難いです。


ただ、文章に関してはストレスフリーですが、話の展開はルートによってかなり印象が変わり、全ルート良かった!好きだった!とは言えなかったので、その辺りは残念。
あとは、主人公がちょっとナヨナヨしすぎていたのも気になるポイントではありました。
今作はタイトル通り、「姉モノ」であり年下×年上が徹底されているので、主人公がどうしても受け身というか、年上からヨシヨシされる系統になるので、ルートの途中で高確率でナヨっとしますし、主人公の口癖が「ごめん」の時点でお察しではありますが、悩み出すとずっと鬱々と悩むタイプの主人公で、自分の力では持ち上がらず、周りが助言して初めて気持ちが持ち上がるタイプなので、そういうタイプの主人公はイラッとするタイプには相当キツイと思います。
個人的に年下×年上モノは年上にヨシヨシされるのも華だとは思うので、そういう展開は好きな方で有りだとは思うのですが、そういうヨシヨシ系が好きな自分ですらも若干陰鬱になり過ぎだよな~と、思ったのでよっぽどかなと。
自分の足で踏ん張って、自分で考えて解決して…があまり無いので、「この主人公のどこがいいんだ?」となったり。
あと、姉弟モノで仕方ないとは思いつつも、「主人公が弟だから好かれている」以上の理由が見当たらないので、その部分も引っ掛かったり。
折角の姉弟なのだから作中で主人公と姉のちょっとした過去などが描かれて、二人が姉弟として大事合う理由などが描かれたら良かったのですが、そういうのは殆ど無く、「弟だから大事」しか描かれないので、プレイヤーとしては「その弟だから」の核になる過去の部分を見たいんだが!!となりました。
折角、姉弟として育ってるんだから、姉弟ならではの過去回想なども見たかったです。
そもそも、今作は公式でしっかりと書いてありますが、主人公は義弟なんですよね…その辺りも実の姉モノが好きな人には気になるだろうな…と思いました。
あと、プロローグの時点で主人公が母親に負い目を感じている所スタートで、妙にプロローグ部分がギクシャクしている為、「これ、本当に明るい話になるのか?」という不安が過ぎり、取っ掛かりが全力で明るくなり切れなかった部分は大きかったです。
いや、あの状況だと仕方ないとは思いつつ、パッケージや見た目は明るい系の作品の序盤で「意味深」「仄暗い」「ギクシャク」されるとプレイヤーとしては不安になります。
一応、母親の問題はプロローグで解決し、そこから明るくなるのでプロローグの盛り上がりとしてはとても良く、主人公が抱え込みやすく一人ウジウジしやすいタイプというのは序盤で示唆されるので、主人公の性格を伝えるという意味では分かりやすいプロローグだとは思いますが…もうちょっと明るくても良かったのでは?とはなりました。
各ルートで思った事は下記に書きますが、もうちょっと主人公が自力で立ち直ったり、ヘナる事無く真っ直ぐに突き進むタイプだったら、もっと評価が上がったのに…というのが物語の総評という感じです。


絵はすめらぎさん。
正直、すめらぎさんの絵というだけで個人的に絵の評価軸が上がります。
老若男女、どれもお上手で間違いないですし、すめらぎさんの年上女性を拝めるというだけで買って良かったです。
多種多様な姉キャラをしっかりと書き分けられていて、男キャラもお上手、キャラの表情も豊かで、一枚絵もどのアングルからも上手く、エロシーンの体位で崩れがない…
最近は乙女ゲームでも原画として活躍されていらっしゃいますが、すめらぎさんの絵というだけで個人的に大当たりなので、見ていて飽きる事がありませんでした。
すめらぎさん×姉モノで企画を通して頂いただけで拝み倒します、本当に有り難うございました。


音楽は今作のBGMもですが、おそらく過去の「姉しよ」からのBGM流用有り。
というか、印象に残っているBGMがBGM鑑賞モードに無い曲の方が印象深かったので、過去作の曲だと思います。
きゃんでぃそふとは「姉しよ」を一応主題歌とBGMを少し、キャラクター情報のみ知っていて、「つよきす」「みにきす」はプレイ済みになります。
なので、「つよきす」のBGMが流れた時にはとてもテンションが上がりました。
主題歌の「Crystal moment」は曲は知ってましたが、やっぱりきゃんでぃそふと×KOTOKOの曲は最高です。
ハートフルホームドラマという感じのOPで良いですし、EDの「絆 ~endless days~」は初聞きでしたが、EDを飾るのに相応しいバラードでした。
EDは飛ばす事が出来ず、若干ストレスがありましたが、曲のおかげで飛ばせなくても苛立ちが少なく。
流石のI've曲でした。
声は…もう…完璧。
つよきす」もでしたが、キャスティングが素晴らしい。
キャラと声が一致しすぎていて、他の人が想像出来ません。
楓子役の風…真中さんは女王様系やキツめの性格のキャラを聞く事が多かったのですが、こういう優しくおっとり系も良いですね…
一家の縁の下の力持ちというお姉さんが真中さんのベテランさにピッタリでした。
灯華役の一色さんもこういうゆったりまったり系お姉ちゃんで聞くのは初めてでしたが、やる気ない時のだらけっぷりとしっかりした時の強弱が声から感じ取れて流石です。
境役の海原さんは明るい系も好きですが、それ以上にこういう寡黙系、静かに話す系の演技が好きなので、聞いていて安心感がありました。
鈴音役の理多さんは、なんか、もう、鈴音です…こういうはっちゃけ、天真爛漫、空気読まないみたいなキャラは十八番だと思います。
澪緒役の桜さんだけあまりお聞きした事が無いのですが、姉…ではありますが、某作の妹キャラがかなり良かったので、こういう年下(年下に見える)系はとても似合っているなと。
幼すぎるキャラではありますが、演技に嫌味が無く、とても良かったです。
ミサ役のかわしまさんもまた…まんまです、かわしまさん以外考えられないキャラでした。
もう、他の声で想像が付きません、素晴らしい、最高です。
アルル、クララの桜川さんは「屋上の百合霊さん」で演じ分けが凄いと思っていましたが、今回も一人二役で…性格の違う双子役ですが、あいも変わらず演じ分けが凄かったです、二人共同じには聞こえませんでした、特にエロシーンでの喘ぎすらも演じ分けされていて、上手い、以外に言葉が無かったです。
クローディア役の楠さんは品位があって凛としていてとても合っていました、「FORTUNE ARTERIAL」でもでしたが、こういう黒髪ロングキャラが似合います。
他にもサブキャラ男性も比留間さん一条さんのベテランを筆頭に、いちごさんも演技も良かったのですが、某アニメで身体を張っていらっしゃったのを見て好きだったり、蘭丸さんは「フェイアズ」で衛さんの印象が強く、今作でも濃いキャラで好きなキャラでした。
サブキャラ女性に北都さんというちょっと豪華過ぎる脇役で、水…夏木田さんは…色々と存じ上げておりますが、夏木田さんの少年声をお聞き出来ただけでも耳が幸せです。
同じくサブキャラのみさき役も兼任されていらっしゃいますが、少女の声と少年の声が違いすぎてビックリです、引き出しが多い方だ…
もう全体的に聞いててマイナスになる部分が無いくらいにキャストが完璧でした。
というか、真中さん、一色さん、海原さん、理多さん、かわしまさん、この方々の声を一気に聞けるだけで幸せです、有難うございました。
ただ、惜しむべきは、立ち絵無し脇役には声が無いことですね…
つよきす」は確か立ち絵無しキャラもメインの声優さんが兼任されていらっしゃり完全フルボイスでしたが、今作はその辺りに声が無く…
つよきす」の時のように、兼任でのボイスを聞いてみたかったな~と思ったりしました。
特に近所の話好きのオバちゃんとかは有名声優さんのオバちゃんマシンガントークを聞きたかった気持ちが強くあります。



プレイ順は
楓子→境→鈴音→澪緒→灯華→ミサ→アルル&クララ→アルル→クララ→クローディア
の順で攻略
アルル&クララは一人攻略後、クローディアはミサとアルル&クララはどちらか攻略後に攻略可


『一条 楓子』
お母さん系お姉ちゃん。
楓子のキャラクターは好きですが、話は…うぅん…
序盤は今まで仕事をしてお金を稼いだ事がない姉に得意の刺繍などでお金を稼ぐ道を拓き、楓子と交流を深めていき、普通の恋愛モノらしく進むのですが、後半、主人公が楓子を好きでありながらも肉体的に求められず…
その理由を「母親は抱けないもの」とミサから指摘を受け、楓子に母を求めている事を悩み、しかし、夢の中で母との思い出を思い出し、楓子を母と重ねなくなり受け入れるという流れだったのですが、正直その流れに「姉は良くて母はダメなんかい!!」というツッコミが先に来たというか。
血は繋がってはいませんが、一応楓子は姉で、そこは了承してお付き合いを初めているのに、母だと思ったら抱けなくなるというのがかなり???だったんですよね。
近親相姦の倫理観的に「姉は良くて母はダメ!」になる事ある???みたいな…
いや、母を感じたら抱けなくなるなら姉を感じても抱けなくなるだろ…と。
その辺りの倫理観が上手く分からず、そして楓子は一番母を重ねられる事を嫌がっている人物なのに、実は主人公が無意識に一番母を重ねてました~とか、かなり失礼じゃね?と。
正直、真正面から母親に似てる的な事を言った幼馴染の不動の方がまだ良心的に感じたり。
なんか、途中の「母を重ねて抱けなくなる」要素、必要だったか?というのが大きいです。
キャラ的に楓子はかなり好みだっただけに、話があまり良くなかったのが残念でした。


『一条 境』
寡黙系お姉ちゃん。
プロローグ部分で主人公が悩む元凶。
いや、多分彼女の放った「疫病神」という言葉は言葉通りの「疫病神」という存在だったと思うのですが、母が死んで、最後に母の傍に居た主人公が姉からこんな言葉を受けたらトラウマにもなるなと。
全体的にナヨナヨした主人公ではありますが、プロローグ部分の母の死に関して悩む主人公に対しては「そりゃ仕方ない」と思います。
寡黙がキャラとしては良いキャラ付けにはなってますが、彼女は言葉が足りなすぎます…
そして、これだけ伝奇異能バトルモノ。
いや、一応前作の「姉しよ」で霊能力系お姉ちゃんが居て、犬のコマもそういうキャラというのはなんとなく知っていたので、そういう流れになってもおかしくはないか…とはなりました。
よくある変身の反動で肉体を求めて致しちゃう系。
肉体関係から始まり、意識しあい、敵は身近な友人…エロゲのバトルモノあるあるが散りばめられていて、個人的には楽しかったです。
友人であるみさき役の水…夏木田さんの悪役お姉様系ボイスも聞けるので大変良かったです。
ただ、このルートだけ唯一の伝奇モノで他ルートと比べると浮いてるので、受けは悪そうだなとは思ってます。
でも…いいじゃないですか…最後には野郎仲間達が駆けつけて道を拓いてくれる…
一枚絵もあり、あのノリ、好きです。
友人である麒麟児の名字が橘だったので、「おや?」と思っていましたが、案の定、橘一族で。
ゲストキャラとして瀬麗武も出てきて、「つよきす 2学期~3学期」プレイヤーには胸アツだったのでは?
ピンポイントで「2学期~3学期」のみプレイしていないので胸アツポイントは低かったのですが、過去作が出るノリは好きです。
ただ、瀬麗武だけ立ち絵の絵柄が微妙に違うので、絵柄は統一してほしかった所があります。
それ以外は努力、友情、勝利してて好きです、「俺に構わず先に行け!」展開は良いものだ。
恋愛要素は薄めですが、異能バトルモノとして、B級っぽさはありつつも「このノリ、嫌いじゃないぜ…」を味わえたので楽しめました。


『一条 鈴音』
快活系お姉ちゃん。
今作、きゃんでぃそふと恒例ではありますが、キャストが兼任が多く。
理多さんもその中で兼任…に見せかけてまさかの本人!!?というメーカーのお約束をした上でのどんでん返しがあり、面白い試みでした。
実はアイドルの裏の顔を持つお姉ちゃんとお姉ちゃんの秘密に触れてマネージャーになる主人公の話。
これもまた王道ではありましたが、一生懸命夢に向かう話というのはいいものだ。
純粋に真っ直ぐに進んで、最後は嘘の姿では無く、本当の鈴音の姿で舞台に上がる…
挿入歌もまた良くて…というか、挿入歌をそのまま理多さんに歌わせるのはズルいですよ。
出演数よりも歌唱数の方が多い声優さん…エロゲ界の歌姫の理多(Rita)さんが挿入歌担当というだけでなんかもう…"分かって"ます。
鈴音、他ルートではテンション高すぎて空気読めない所があって、イラッとする時がまぁありましたが、本人のルートでめちゃくちゃ頑張ってる姿があって、空気が読めなくても嫌いになれないキャラでした。


『一条 澪緒』
幼女系お姉ちゃん。
正直、お姉ちゃんキャラは"お姉ちゃん"してるのが好きなので、言動も幼い系のお姉ちゃんが好きかと言われたらそんなに…で、キャラ的に好みでは無いのですが、話がめちゃくちゃ刺さったルートでした。
言動が幼いながらも主人公の事を想い、主人公の事を一番に考えて行動していたお姉ちゃん。
「主人公が支えているようで、実は主人公が支えられていた」こういう関係に弱いので、ラストの流れはかなりグッと来ました。
澪緒と良くネトゲをしていた麒麟児がさり気なく澪緒の事を見ていて、彼女が実はかなりの世話焼きだというのに気付くシーンは胸アツです。
正直、キャラの好みを飛び越えて話の好みで掻っ攫っていったので、参りましたという気持ちになりました。


『一条 灯華』
怠惰系お姉ちゃん。
キャラもGOOD、話もGOOD、総合的に良質なルートでした。
職場ではキリッと、家ではぐーたら。
でも、誰よりもしっかりもので、キメる時にはキメるお姉ちゃん…こんなのズルいです、嫌いな人は居ないはず(暴論)。
そんな、誰よりも芯がしっかりしながらも、頼れる人が居ないお姉ちゃんの支えになる。
キャラ的にも話的にも文句がほぼ無いルートでした。
ただ、このルートでは父親の容態が実はかなり良くない…というのが明かされるので、一条家キャラの他ルートをこのルートの後にプレイすると「お父さん大丈夫か?」と引っ掛かってしまうのが悩みどころ…
灯華攻略は一条家キャラではラスト推奨かもです。


『明日原 ミサ』
不遜系お姉様。
ミサもまたキャラ良し、話良しと総合的に良質なルート。
というか、すめらぎさんのお姉様キャラに声がかわしまさんというだけで自分の中ではキャラは百点満点以上。
お姉様系が好きならこのお姉様だけは抑えておけ!!というレベルです。
話は土地開発として商店街の近くにショッピングモールが建築されそうになり、その開発にミサが関わっているというもの。
土地開発が進めば商店街は寂れる…それが原因でアルルとクララと険悪な関係になっているのを和解するという話なのですが…
唯一問題点があるとするなら、ミサがずんずん進んで、自ら土地開発をおじゃんにして、会社を辞める選択を取るので、「主人公必要だったか?」となる部分。
ミサがあまりにもお姉様過ぎて、行動力が有りすぎて…あまり主人公の必要性が無いんですよね…
姉モノに「お姉様に引っ張られたい!」という欲望を抱いているのならその願いはかなり叶いますが、「主人公の行動がヒロインを変える」というエロゲとしてのお約束を求めるならちょっと主人公力(ぢから)が足りてないなーという感じ。
お姉様の魅力に主人公が釣り合っておらず、そういう意味ではうぅん…となったルートでした。


『明日原 アルル&明日原 クララ』
ツンデレ系お姉ちゃん&腹黒系お姉ちゃん。
正直、一番ゲッソリしたルートでした…
明日原家の事情と千鳥の女装の理由が分かるのですが…それが重めなのに加えて、アルルのツンデレも理不尽暴力暴言ツンデレで好みではないですし、クララの腹黒系も腹黒になった経緯がサラッと口頭だけで語られてあまり深く描かれないので単純に面倒くさいだけですし、キャラ的にもそんなに…な上、話の流れも好きなものじゃなく。
双子でハーレムルートがあるのはいいよ、二人同時攻略はいいよ…でもさ、肉体関係を持つ順番はコチラに決めさせてくれよ!!!
初体験相手はクララ固定なのがどうも…アルル不憫過ぎます…
そういう風に分岐前に肉体関係が描かれると、選ばれなかった子が不憫に感じてしまう上、ハーレムルートに行く際の「選べない」の選択をした上で「(肉体関係を持った上で)今のままがいい!」みたいに抜かして、なんじゃそら!!と。
一つ前にプレイした別作品の双子ルートがもう完璧で、主人公が「二人共好きだから選べない、だから二人とも振る」という選択をした上で、ヒロイン側から「二人一緒で良いじゃん」と言われて同時攻略になったのですが、ヒロインから「二人一緒で良いじゃん」と言われて付き合うのと主人公から「二人一緒が良い」と言うのは天と地の差がありますよ!!
ヒロインから「二人一緒で良い」と言われたらそれは二股ではありませんが、主人公から言ったらそりゃもう二股でしょう…主人公の優柔不断さには辟易していましたが、ここで男らしさが無いのは流石にガッカリ。
その後の双子同時攻略ルートでは流されるままエロのターンで、なぁなぁで二股ENDになり。
個別に分岐した後も双子の面倒さにゴタゴタが起こり、最終的に双子は双子同士で和解して、いつの間にか主人公と元鞘になってENDですし…
正直、双子は双子で完結するので、主人公がいらないんですよね。
ただ寄り掛かる相手が必要なだけで、それがたまたま主人公だっただけで…
なんか、双子も面倒ですし、主人公も主人公である必要が無いですし…始終苛立つルートでした。
というか、クララルートに行った後の千鳥が一番男前で…正直主人公よりも千鳥がカッコよかったです。


『クローディア・ギグス
上品系上級生。
彼女が所属する生徒会の花組で一悶着あったり、クローディアが過去に救われた初恋の男の子が友人の流動で、恋路を応援したりする話。
正直、ヒロインが別の男を好きになってる所スタートなので、好き嫌い分かれそうだなと。
実は勘違いで、クローディアを救ったのは主人公だったというオチで、そのオチもかなり分かりやすいのですが、ヒロインの恋路を応援するのはエロゲではかなりご法度な事をしてるなと思いました。
ただ…このルートでも主人公がナヨナヨしていて…
途中、花組の女子達にクローディアに相応しくない的な事を言われて、「クローディアの為に恋人関係を辞める」みたいな選択を取るので、見ていて「いや、そこで諦めんなよ!!!」と心の中で叫んでしまいました。
そのあと、流動から発破をかけられて、クローディアの元に行くのですが…流動の「別れる以外にも方法はあったはずだ、何故他の道を選ばなかった」という言葉にあまりにも頷いてしまい。
主人公がダメダメ過ぎて、流動がカッコよすぎて…主人公とは…?となった部分が大きいです。
いや、あまりにも流動が男前で…こんなんだったら、クローディアの初恋が勘違いじゃなく、流動とクローディアの仲を取り持つ、友人の恋路を応援する仲人ルートとかの方がまだ楽しかったと思います。
最後は元鞘に戻りますが…なんとも…
それくらいに主人公の選択がダメ過ぎたルートでした。



最初に語った通り、全体的に主人公がネガティブ、クヨクヨ、それをお姉ちゃんや周りがヨシヨシ系なので、そういう部分はストレスがあったりしました。
もうちょっと漢らしくしてほしいというか。
ぶっちゃけ、友人の千鳥、麒麟児、流動の方が漢前なので、「友人キャラに負けんなよ…」と思う所は大きかったです。
絵◎、姉キャラ◎、キャスト◎、文章◎、話の展開△(ルートによっては◯)、主人公×、という感じ。
文章が読みやすかった分、話の展開と主人公がもう少し何とかならなかったかな~と、それくらい残念でした。
一応同じライターさんの作品なのでFDもやりますが、その後を見たいのが一条家のメンツとミサくらいかな…という感じ。
双子とクローディアは…うん…一応見ますが、選べるなら先に回収しようかなと思います。



※ゲームの攻略で検索される方がいらっしゃるみたいなので参考にさせて頂いた攻略サイト様を失礼します。
参考攻略サイト様:誠也の部屋 様
https://seiya-saiga.com/
 もっと 姉、ちゃんとしようよっ! ページ
https://seiya-saiga.com/game/candysoft/mottoane.html