ひっそりと群生

ひっそりと持ってるCDの情報やゲームの感想上げたり。購入物の記録など。気ままに。飽きっぽいので途中で止まったらご愛嬌。

【もののあはれは彩の頃。】感想

【男性向け18禁】



2017年09月29日発売
QUINCE SOFT』※リンク先公式HP(18禁)
もののあはれは彩の頃。】(PC)(18禁) ※リンク先wiki
以下ネタバレ含めての感想です。








最近ゲームのモチベが下がっているので名作と呼ばれている作品を挟みます。
というわけで、この感想がいつ投稿されるかは分かりませんが、2022年の5年前、2017年の名作と言われている「もののあはれは彩の頃。」をプレイ。


プレイ時間は約16時間45分くらい。
7でもインストール、起動可。
ディスレス起動可。


京都を舞台にした秋の紅葉に彩られるご当地&観光&歴史ゲー。
随所に散らばる豆知識は占いを中心に神道、仏教、昔話と様々な知識を語りながら艶やかな京都の街と長い歴史をプレイヤーに披露して行きます。
双六を行い、各地のお題目に答え、それぞれの能力を使い、時に敵対し時に手を取り合い、各EDではアッと驚くどんでん返しが毎回待っている。
各EDであがりを迎える際の怒涛の展開には眼を見張るものがあり、毎度毎度「そうやって勝つか…」と唸らされました。


ただ、各EDでのあがり付近での展開には凄いと素直に拍手を送りたい部分もありますが、同時に全く合わなかった箇所もかなり有り…
その合わなかった箇所があまりにも多く、今作に対して「全力で楽しめた!!」と思えなかった所が非常に残念でした。


まず一つ目は主人公が行動しない事により主人公が必要無くなっている点。
共通ED1はBADなので省くとして、共通ED2では最後みさきの不屈さによって道が開かれ、共通ED3では琥珀の異才によって逆転し、共通ED4ではクレアの犠牲により報い、最終EDも京楓の能力によりラスボスを同じ土俵に立たせ倒します。
同プレイヤーであり強敵であるカラスを倒すのもクナドであり、同じく強敵であった縁の感情を反転させるのも大誠で…どのルートを見ても主人公は何をしてたの?状態。
やってたのは占ってただけ、しかも、その占いも必ず良い結果を出し良い運命に導くとかいう事も無く、当たるも八卦当たらぬも八卦の完全博打で悪い運勢を引いたら悪い方向に進むという…いや、そんなん、能力としてどうなのよ?と。
戦闘面でも補助面でも役に立ってるように見えなくてビックリ。
自分は「主人公とは作中の中心にいて全方向に影響を与える、もしくは苦しくても辛くても一番過酷な行動を取り運命を勝ち取る人物」だと思っているのですが、今作の主人公は自分の思っている「主人公」では全く無く全く同調も何も出来ずに最後まで進んで行きました。
せめてカラスを倒すのは主人公であって欲しかったというか…
「自分達を苦しめた強敵を倒す!!」って主人公の行う事では無いんですかね?
何でクナドが身を削って倒してくれるんですかね?
とにかく主人公はヒロインに守られてばかりで守る描写が無い為、ヒロイックでは全く無くて。
だからこそ同時に主人公が4人のヒロインに好意を寄せられている事に常に疑問符状態。
守られてばっかりの上、日常生活を見ても所々で引くような下ネタを言ったり何かと女性に失礼な事を言ってたり。
正直モテる要素が全く見つからないのでヒロイン4人からの好感度の寄せられ方に全く付いて行けませんでした。
むしろ大誠の方がまだ主人公してて。
強敵である縁を最後に救おうと現実で身を投げてでも救ってたり、双六の世界でもどんなに縁に傷を付けられても救おうとしていたり。
「何があっても、相手がどんな存在でも絶対に救う!!」を掲げているの、めちゃくちゃヒーローしてて、超主人公してるなーと思いましたし、素直に格好良い人だと思ってました。
なので、縁が大誠に惚れるのはとてもよく分かります。
正直主人公とヒロインのカプはどうでもいいくらいに虚無の感情で見ていたのですが、大誠と縁のカプは後日談でいちゃつく度にニヤける程。
主人公とヒロインのオマケエロ要らないので、大誠と縁のエロ…は無くても良いので二人のデート姿をとても見たい!と思える程に最高のカプでした。
なんか…言ってしまえば主人公がどうでも良くて、サブキャラの男の方が魅力的なんですよね…
大誠、黎、カラスの3人が明らかに良いキャラ、本当に、主人公にもう少し魅力を割けなかったのか?とつくづく思います。


二つ目はこれもまた主人公に対してなのですが、頭脳戦ゲーをしておきながら主人公がアホは単純にストレスが溜まります!!
頭脳戦ゲーって主人公が頭良くてなんぼというか。
デ◯ノ◯トしかり、ラ◯アー◯ームしかり、カ◯ジしかり、主人公が頭良いもしくはダブル主人公の片割れが頭が良い、もしくは普段はそうでも無いけどピンチになるととんでもない頭の良さを発揮するとかがセオリーであり、その部分で読み手のストレスを軽減してると思うのですが、今作主人公はとにかくどこまでも気付きが遅くて…
見てて非常にイラつきました。
「いや、分かるだろ」という所で分かってないし、「ここはコッチの方が効率が良いだろ」という部分で効率が悪かったり頭脳戦ゲーで頭使ってないとかどうなのよ?と。
あまりにもストレスが溜まっていき、某人狼ゲーの性格は超絶に悪いけれどクッソ頭が良い主人公が恋しくなりました…
頭脳戦ゲーで主人公が頭悪いと腹立つタイプの人には鬼門だと思います。
むしろそこで言うなら黎とカラスが圧倒的に頭が良いので、見てるとそちらの方のプレイヤー好感度が上がるという。
確かに二人共性格はあまり宜しくは無いのですが、頭脳戦ゲーにおいて性格が悪いというのはむしろ好感度上がるんですよ!相手を出し抜くのが目的なので狡猾結構、性悪結構なんですよ!!
そういう勝負の世界で主人公側は「性格良く、皆で仲良く」を行ってるので頭脳戦ゲ好きとしては「はぁ???」となる箇所が多くて多くて。
まぁ、今作が友情ゲーなのでそういう流れになるのは分かりますが、「ゲームは本気で全員戦う!」というのが相手への敬意だと思っているタイプなので、どうも空気に馴染めませんでした。
最初の全員敵!戦う!!の空気の方が心地良かったくらい。
この辺りはもう頭脳戦ゲーの好みなので仕方ないです。


三つ目はあまりにもゲーム自体のルールブレイカーな事態が多すぎる事。
わりと方向性がTRPGっぽかったです。
自分はボードゲームドイツゲーム派なので、この、GMの采配によって変わるとか、ゲームのルールすら覆す状態みたいなのがどうしても肌に合わず…
クナドが「後から教える」みたいな事言ったり電車賃が増える事を告げなかったり宿命の説明をしないのも「は?」だったんですよ。
ルールとは最初に全員が全て平等に把握した状態で進み、それは決して揺らぐ事は無い物で、だからこそゲームとして成り立つ物だと思っているので、ルールが破れる状態があった時点でそれはもうゲームでは無いんですよ。
琥珀の能力、猫として見ると最後の展開などは面白いなとは思いつつ、「ルールを破ってはいけないだろ…」としか思えなくて。
「猫だから従わない」とか、そんなん、だったら「なんで猫が人間のゲームに参加しとんねん」となりますし、「人間のゲームの上で戦うのなら同じ土壌に立つべきだ」と思っているので、エンタメとして面白い流れだったとは思いつつ、ゲーム物としては全く納得がいきませんでした。
というかカラスが「双六の律(ルール)でそう決められているからおまえの戒(能力)なんか適用されるはずない」と言っているのに琥珀の戒はルールブレイク出来るのはちょっと流石にガバ設定過ぎるなぁとも思いました。
ゲーム進行にあたって律(ルール)の方が上なのか戒(能力)の方が上なのか、そこの所ハッキリして欲しかった…
その点で行くならクレアのラストの戦いはかなり好きです、ルールがある上で戦うので。
まぁ、ヒロインを犠牲にするというのは…カラスも言ってますが、漢らしくは無いとは思いますが…勝つために手段を選ばないという点では好きですし、むしろ主人公よりも「私が貴方を勝たせる!」とその道を選んだクレアの方に漢気を感じ、クレアの男前さに惚れました。


四つ目はラスボスが分かりやすいのに過去の回想ではとにかく普通に良い人の面ばかりが描かれていたのでラスボス登場後の違和感が凄い。
今作はライターさんの前情報通り伏線回収が確かに凄いのですが、ラスボスに関してはもう少し過去回想で怪しい部分も書いていて欲しかったです。
というか、どう考えても双六の参加しているメンバー以外で立ち絵があるキャラというのが既に違和感バリバリで…
プレイヤーは「この人絶対何かあるだろ」と察するんですよ。
で、進んで行くと味方寄りのクレアの父親すら立ち絵が出ないので、良い方での「何か」では無い事も察せて。
もうここまで察せられるのだったら、若干の怪しさを過去回想で織り交ぜて思いっきりラストでヘイトを向けられるくらいの立ち位置にラスボスを作り上げていた方が良いのに、個人的にはさほど憎しみを向ける事も無く「まぁ、悪い人っちゃ悪い人だったよね」くらいで終わったので、ラスボスにしては印象が薄くて凄く中途半端なラスボスでした。
むしろカラスの方が作中何度も妨害をされるので良い感じにプレイヤーから憎しみを向けられると思ってます。
そのカラスをクナドを使ってアッサリと排除したのは、本当に、物語の進行が勿体無さ過ぎる!!
個人的にカラスの方がラスボスよりもラスボスしてました。


五つ目はエロの雑さ!!
いや、あの、エピローグで一つエロ、あとは本編では無くオマケ要素で殆どのヒロインが本編より多い二つエロって…エロゲである必要は…?と。
自分はエロゲのエロに矜持を持ってるタイプが好きなので、最後の最後やオマケだけに収録の取って付けたようなエロが本当に苦手で。
本編にはエロ無しでオマケでエロを付けるみたいなのが凄く嫌なんですよ!
本編の盛り上がってる部分でしっかりと濡れ場を作って欲しい!!
エロは本編とは別にするとか…それエロである意味は??となります。
正直マスの途中の「民家」とかそういう場所でエロ入っても良かったのでは?
クナドが見てるから~とかかもしれませんが、いや、エロゲなんだしそれこそそういうの別に良いじゃん!盛り上がったらヤれよ!!な気持ち。
一部シーンでマスの上で盛り上がるのに寸止めするので、「エロゲとは???」となりました。
その分をエピローグで持ってきたと思うのですが、それが逆に助長になっててエピローグが凄くダレて。
自分はエピローグは短く綺麗に美しく幕を引く描き方が好きなので、グダグダ長いエピローグだと余韻が無くなってしまい、終わった時の爽快感を完全に失ってしまいました。


六つ目は序盤に知識を盛り込み過ぎて、わりと初見バイバイになってそうな所。
「知らない知識が洪水のようにお出しされると萎える」みたいな人は序盤でフェードアウトすると思います。
もう少し小出しでも良かったかと。
中盤から知識の出し方がちょうど良くなって行ったので、「このテンポを最初からやって欲しかった!」と思いました。
某有名探偵映画も京都が舞台の話があり、その際も京都の知識が沢山出ましたが…出すテンポが流石だったので、テンポ大事だよなぁ…と。


と、面白いと思う部分はありつつも、気になった、合わなかった点があまりにも多すぎて、各EDの流れの凄さ、面白さを理解しつつもあまり好みではありませんでした。
どちらかと言えば異能バトルに近いノリだったかも。
頭脳戦や推理モノのジャンルに見せておきながら異能モノ中心になる展開が苦手なので、腑に落ちない感覚には納得してます。
あとは大誠の「自殺は悪、生きてる人間は生きなければいけない」という思想は、まぁ、合わないです。
大誠は医者の息子なので余計に…
どうしても持っている者の傲慢さを感じます。
自分は生まれる事に関して生まれる側の選択権が無い以上、「命こそ皆に平等に与えられたモノで自分の自由に唯一出来るモノ」だと思っているので、そこはどうしても。
今作は陽のストーリーなのでそういう考えになるのは分かりますが、縁がたまたま大誠に助けられた存在だったから良かったものの、これで本当に誰にも救われた事のない存在だったら…と思うと、うん…
「何にでも「縁」がある」というのが今作の軸だとは思いますが、それでも世の中には本当に誰にも可視化されない「透明な人」「無敵の人」「誰の目にも映らず死んでいく人」というのは居るので、そういう層を見ていない物語だよなー、となった所が結構ありました。
まぁとにかく、主張としても頭脳戦ゲーとしても色々と合わない部分が多かったです。
あとシステム的な意味で黎の独白の横書きはもう少し大きく見せても良かったのでは?と。
履歴で読めないですし…ノベルゲームとしてあれは単純にユーザーに優しく無いです。


絵は女性キャラは可愛いです。
男性キャラも年上組は大変良い。
大誠も愛嬌がある。
ただ、主人公の絵だけはどうしても合いませんでした…
なんで年上組くらいの等身にしてくれなかったのか…
おねショタ系や、主人公が身長が低いと分かっている場合は良いのですが、極端にショタの姿をした主人公が結構苦手で。
最初に一枚絵が出た時に「誰?」となりました。
主人公だと分かった瞬間に「え、マジで!!?」となり、わりと認めたくないビジュアルで苦悩しました。
女性キャラと男性キャラでキャラデザが違う方のようですが、主人公のビジュアルを出すなら出すで力を注いで欲しかったです。
あと、目玉焼きを食べるシーンで絵が焼き鮭だったり、絵と文の齟齬があった部分もあったのでその辺りが気になりました。


音楽はOPは普通に和風OPという印象。
自分はEDの「縁道 ~ゆかりみち~」が好きでした。
海b……氷青さんの歌声は至高。
榊原さんにRitaさんに…ゲームに出演されていないのに歌唱される声優さんの歌唱力はガチです。
BGMはどれも和を感じて良かったですが、「舞ひ踊れ」がキャラが思考するシーンで流れるのと「風林火山」が巻き返しのシーンで流れるので印象深いです。
声は京楓役の三暗さんもみさき役の相模さんも琥珀役の白雪さんも初聞き。
クレア役の橘さんだけ「天文時計のアリア」と「コイ×ミツ」でお聞きしていました。
全員上手かったのですが、橘さんの演技が好みなのと、白雪さんの声質が好みでした。
クナド役の奏雨さんは「千の刃濤、桃花染の皇姫」と「ろけらぶ」でお聞きしていましたが相変わらずお姉さん系が上手い。
ちょっとネットリした喋り方が癖になります。
でも、奏雨さんのこのタイプのお声で真相が「妹」は流石に…
姉ではダメでしたか?自分はクナドの話し方的に姉が良かったです!!
男性陣は全員声質が良かったのですが特に大誠役のナオトさんがかなり良い声だなぁと惚れ惚れ。
この見た目からあの声が出るのは結構反則です。
カラス役の片倉さんも声質は良いのですが、関西弁のイントネーションが気になったというか。
自分は関西の人間では無いのですが、関西の方の実況は見ていて。
その方々とかなりイントネーションが違いビックリ。
勿論地方によって全く違うので、なんとも言えないのですが、どうしてもイントネーションで慣れない部分がありました。



プレイ順は
京楓→みさき→クレア→琥珀
の順で攻略



『野々宮京楓 ルート』
ルート的には実質最終ルート。
でも、最終ルートで彼女のルートだけがあるのでは無く他ヒロインの分岐がある為、なんとなく印象が薄いヒロイン。
ゲーム起動のアイコンにもなってるのに…
他EDと違い「ヒロインと二人でゴールを目指す!!」みたいな「二人で一緒に!」の展開が無いからかも。
彼女との出会いや引き取られた敬意はとても心踊るものがあるのですが、もう少し幼少期を細かく書いてくれたらもっと感情移入出来たのに…となりました。
むしろ最終ルートは京楓固定で良かったのでは?そして京楓との思い出をもっと描いてからEDで良かったのでは?という気持ち。
ヒロイン分岐を作った事でレアリティが低くなるというちょっと不遇さを感じました。


『鬼無水みさき ルート』
良い子…だと思うのですがちょっと合いません。
「盤」なので仕方無いとはいえ、優遇っぷりがどうも…
章構成モノで最終ルートヒロインだったり、分岐にロックがあり最終ルートヒロインで優遇されているというのなら分かりますが、ヒロイン横一列に並んでいるタイプの作品で明らかに作者からの優遇を感じると萎えるタイプなので、彼女の「圧倒的ヒロイン感」が合いませんでした。
なんでここまでメンタルが強いのかも明かされませんし…過去に何らかの状況があって強くなった!とかなら分かりますが、最初からポテンシャルで「強い」とかされると余計に「持って生まれた者」の風格を感じますね…だからこそ縁とは決して相容れないのでしょうけれど。
あとは当然ではありますが「死が迫ると怯え、双六の中で居続けたいと願う」という面を持ち、人間らしい醜い部分を持っていながら「この子は純粋で良い子なんだよ~」みたいな描かれ方なのでどうも自分の印象と描かれ方で齟齬が生じていました。
もっと醜い面を描いて欲しい…というか「死」に対して発狂するシーンなどがあれば個人的に好感度が上がったのですが、そうでも無く。
自分は「完全なる聖者タイプ」か「純粋に見えて実は醜い」みたいな人間が好みなので、みさきはどうも自分が求める「醜さ」が中途半端で、「どこまで行っても中身を見せなさそう」な空気を感じ、そうやって見せないくせに「皆で一緒に!!」みたいな綺麗事がどうしても合わず、「どうも好きになれない…」となって居ました。
根本的に性格が合わなそうなヒロインでした。


『クレア・コートニー・クレア ルート』
一番好きです。
「私は悪い奴だから」と言いながらめちゃくちゃに隠せない善人なの、好き。
恋愛では一番納得できるヒロインでした。
EDも「私が貴方を勝利に導く!!」みたいな勝利の仕方で、主人公は不甲斐ないですが、彼女の決断はとにかく格好良い。
戦いもルールの上でしっかりと勝ち、スッキリしますし、カラスとも正々堂々戦いますし、一番盛り上がりました。
これくらいの納得が全ルートで欲しかったです。


琥珀 ルート』
猫。
勝ち方に驚かされましたが、ルールブレイクは好きじゃないです。
あと、これを美少女ゲームに言うのもどうかと思いますが、擬人化は!あまり好きじゃないです!!
「人間の姿になって幸せに…」に納得出来ないタイプの癖の人間なので…
猫のままで良いじゃん!猫のまま肉体関係は無理でも愛せよ!!と最終ルートで歯を噛み締めました。
まだ共通EDで猫の姿の琥珀と共に歩いて行くEDが好きです。
というかあのEDが好きです、ご都合主義も起こらず、でも猫の琥珀は一緒に居る。
ビターなEDが大好きなので、あのEDの空気感は最高でした。
エロもこう…一番取って付けた感じが…
琥珀は妹みたいな感じで良かったのでは?と思いました。



今回、冬茜トムさんの作品を初めてプレイしましたが、凄いと思う部分と合わないと思う部分が綺麗に分かれ、合わない部分が大きかった印象でした。
ですが、実際、逆転の展開や回収していく手腕は確かに凄いので、次回作品に触れる事があれば主人公や軸である思想が合う事を祈ってます。



※ゲームの攻略で検索される方がいらっしゃるみたいなので参考にさせて頂いた攻略サイト様を失礼します。
参考攻略サイト様:誠也の部屋 様
https://seiya-saiga.com/
 もののあはれは彩の頃。 ページ
https://seiya-saiga.com/game/quincesoft/sainokoro.html