【男性向け18禁】
2014年02月28日発売
『Purple software』※リンク先公式HP(18禁)
【ハピメア -Fragmentation Dream-】(PC)(18禁) ※リンク先wiki
以下ネタバレ含めての感想です。
森崎亮人さんの作品に触れるのは7作目、「ハピメア -Fragmentation Dream-」に。
プレイ時間は、約7時間15分くらい。
システム面は7でもインストール可。
ディスクレス起動可。
一応前作から続けてプレイ。
一度TRUE ENDを迎えてから、ハピメアENDまでかなり時間が空いてしまいました…
理由は、まぁ前作の感想を見れば察すると思いますが…個人的に合わなかったからです…
FDなので当然と言えば当然なのですが、前作が好きでキャラに愛着を持っている事ありきで進むんですよね。
前作で全くと言っていいほど話にもキャラにもさほど惹かれなかった身としてはFDはプレイ中どうしてものめり込めませんでした。そこはもうやむなし。
ただ、FDとして見たいものは揃ってたんじゃないかなーと。
有栖と有子の絡みや、前作ヒロインとのその後などなど。
ほぼエロが関わるのもエロゲとしては正しいですし、FDとしては有り。
まぁ、ですが、前作もそうでしたが今作はどうしても有子と有栖と舞亜の話で締め括られるので、他ヒロインはやっぱり若干不憫ですね…
一応世界線が別れていて、他ヒロインと結ばれるルートが存在すると分かっていても、有栖と有子と舞亜には勝てない感。
有栖は現実では存在出来ないヒロインとしてズルいですし、有子は有子と結ばれるのが一番の正史には感じますし、舞亜は「夢」を主題にした時に「結局夢に囚われる」という意味でズルいですし…やっぱり3人があまりにも強すぎます。
特に舞亜、前作が合わなかった身としても舞亜のEDはズルいです。
結局、主人公は亡くなった妹を求め続けていて、舞亜に囚われていて、彼女を求める為に夢に残り続けるというEDですが、「夢」を主題にした話としてあまりにも主題そのもののヒロイン過ぎます。
こんなん、他ヒロイン勝ち目無いですよ…
前作の感想でも書きましたが、彼女が人気なの、分かりしか無いです、強いです。
有子との現実か、舞亜との夢か、どちらを選ぶのか?というのが本作だと思うので、ヒロインの差が圧倒的過ぎます。
正直途中の日常パートとかは心揺れなかったのですが、舞亜EDは雰囲気といい主題との絡みといい、「良いな…」と思ったので、合わなかった人間でも心揺さぶられるものがある時点で勝ちですね。
舞亜人気はもう仕方ないと思います。
だからこそ、と言うべきか。前作での「やっぱり現実を向いて生きて行こうぜ!」的なEDが好きだった身としては「やっぱり夢なんか…」みたいな肩透かしがあるとも言えて。
ハピメアが「夢」の物語である以上、避けては通れないとは思うのですが、FDで夢に囚われた瞬間に「前作のEDの前向きさは何だったんだよ!!」となった自分も居ました。
「現実を見て生きていこうぜ」EDみたいなの結構好きなので…
舞亜EDも幻想的で素敵だとは思うのですが…「やっぱこの世界に居る以上、夢からは逃れられないのか…」とはなっちゃいますね。
「現実を見て前向きに!」の前作から、「やっぱり夢には勝てなかったよ…」となる今作は、前作のEDが好きな人ほど思うものがあるのではないかな?と。
まぁ、前作の舞亜EDで不穏さもあるので、唐突だったり理不尽では無いですが、EDの好みの問題として。
とにかく、圧倒的、有子、有栖、舞亜ゲーではありました。
そして「夢」の物語としてFDのラストまで舞亜ゲーでした。
エロに関しては有子と有栖との3Pがあったので、見たかったのが見れた印象。
これを求めてた人は多いのでは?
同じだけど違う人間との3Pはめちゃくちゃに好みなのでグッと来ました。
音楽関係はBGMが景子だけ「Melancholy of whim cat」が追加かな?
良い曲ですが、景子だけ音楽で優遇なのは彼女がギター弾きだから?
色々と不思議ですが、良い曲でした。
歌は幻想楼閣が強すぎます。
この曲だけは流石に知ってましたが間違いなく個人的エロゲソングの好み上位に来ます。
ラテン、しっとり、淫靡、とにかくハイセンス。
ゲーム内でインストが聞けるだけでも有り難いです、このインストだけでもやって良かったです。
声は前作から特に変わらず…FDと言いつつも夢の中で終わるので追加ヒロインや追加キャラも特に無く。
ただ、有子と有栖の掛け合いがかなり多いのですが演じ分けがとても凄かったです。
流石、北見さん、ベテランの風格でした。
プレイ順は
ノーマルEND→TRUE END→ハピメアEND→舞亜END
の順で攻略
『ノーマルEND』
有栖を諦める…というか有栖の事を解決せずに行くED。
まぁ、辿り着く現実で見ると正史と変わらないのですが、有子の気持ちや主人公の気持ちが違うとは思います。
有栖としっかりと話合う事はなく現実で生きていく。
最後、寂しいようなしっとりとした海のシーンが印象に残っています。
『TRUE END』
有栖と決着を着けるED。
まぁ、どう足掻いても有栖は幻想の少女なので、有栖と添い遂げるのは無理ですが、話し合いがあるのと無いのとでは今後の気持ちとかが大分違うよなぁと。
ただ、舞亜のEDがあるのなら夢に囚われて有栖と添い遂げるルートがあっても良いのでは…?とは思いますが…
でもそうなると、有子が居るので不可能なんですよね。有子が諸悪の根源とはいえ、有栖自身は正義の人なので主人公が夢に残るのは望まないので。
彼女が善人である以上、彼女と結ばれないというのがなんとも切ないです…
どうしたって有栖を選ぶという事は有子を選ぶ事になるのだなと。
だからこそ絶対に攻略出来ないヒロインとして舞亜と双璧をなすヒロインなんだと思います。
『ハピメアEND』
各ヒロインのエロエロを楽しみ、有子とのエピローグを迎えるED。
エロゲとしてのお楽しみみたいなルートですが…本質は舞亜EDにあると思っています。
ここでまた「悪い夢」に戻るか、現実を生きるかの選択を迫られるので…
現実では有子がハピメアの絵本を作るという、かなり綺麗なEDになっていました。王道ですが好きです。
『舞亜END』
上記でも散々語りましたが、圧倒的ですね。
強い、主人公の悪夢は舞亜から始まっているので、舞亜から始まり、舞亜で終わる物語。
永遠に逃れられない妹に最後まで囚われる物語。
まごうことなく舞亜ゲーです。
今作の話やキャラに特に思い入れが無くても、このEDだけはグッと来てます。
まぁ、人気でしょう。まぁ、勝てないでしょう。
「夢」は舞亜の為にある、それを裏付けるEDでした。
舞亜は有栖とは違い別に正義の人では無いので、主人公が望む限りこの結末を受け入れるんですよね…
…いや、本当に、生前の舞亜が気になります。
生前を知らないので主人公を通した夢でしかプレイヤーは舞亜を把握出来ず。
夢である以上、プレイヤーが見ている舞亜は主人公の妄想みたいなもので。
何故ここまで舞亜が主人公の心を占めるのか…亡くなった時の状況や生前での会話などがやっぱり気になるなとは思いました。
話やキャラなど、どうしても絵の良さやキャラに寄り掛かるタイプでキャラが好きになれないとノり切れないタイプだとは思いましたが、「絶対に現実で結ばれないヒロイン」というのが好きなので有栖の存在にグッと来たり、「夢」の部分で舞亜のEDは良いものが見れたと思うので、そこは良かったです。
文体があまり合わず、途中めちゃくちゃ時間を開けてプレイしてしまいましたが、前半はノり切れなくても後半に良いものを見せて頂きました。
リメイク版が出てるみたいですが…しばらく間を置いて追加部分をプレイしたいかなーとは思います。
※ゲームの攻略で検索される方がいらっしゃるみたいなので参考にさせて頂いた攻略サイト様を失礼します。
参考攻略サイト様:誠也の部屋 様
【https://seiya-saiga.com/】
ハピメア -Fragmentation Dream- ページ
【https://seiya-saiga.com/game/purplesoftware/hapymaher_fd.html】