【さくらのさくころ -はるのあしおと Pleasurable Box-】感想

【男性向け18禁】

なんとなくminoriのノベルゲーム作品を最初からプレイしたくなったので購入part5。

2006年03月31日発売
『minori(解散)』※リンク先公式HP(18禁)
【さくらのさくころ -はるのあしおと Pleasurable Box-】(PC)(18禁) ※リンク先Getchu.com(18禁)
以下ネタバレ含めての感想です。

システム面は7でもインストール可。
ディスクレス起動可。
プレイ時間は約1時間30分くらい。

『はるのあしおと』(※リンク先感想)のFD。
小ネタと小話的な後日談などで中編的話は無し。
Leafのアミューズメントソフトに近い内容でした。

「ショートストーリー」
「おまけシナリオ from TG ver.」
「花札」
「壁紙」
が収録。
別ディスクで、
「オリジナルアニメーションパート」
が付属。
とりあえずノベルである「ショートストーリーパート」と「おまけシナリオ from TG ver.」読了と、映像作品の「オリジナルアニメーションパート」のみ見ました。

『ショートストーリーパート』
一話10分くらいのミニストーリー。
後日談は殆ど無くほぼ妄想か夢話。
悠の「目覚めは爽快？」は一応後日談にあたりそうですが、悠がおしとやかになる系の夢オチ。
悠役の鷹月さんは元気っ子よりも大人しい系の演技が好きだなと聞いてて思いました。
和とゆづきの「クッキーは初めての味」まさかの百合話。
どのEDでも無く和がゆづきに攻められディルドで貫かれるという。
確かに本編でゆづきは和に対して好きだけど構われるのもしんどいみたいなややこしい感情を抱いていたので百合は違和感無かったです。
最後はゆづきの妄想オチでしたが、和の台詞が今度は和の妄想に繋がる…ようになっている作りが好きでした。
智夏の「智夏先生の相談室」は完全に後日談、流石のTRUE EDキャラ。
この物語は他のサブ女子生徒話と教頭代理の話にも繋がってたりします。
ラブラブイチャイチャ、智夏は主人公の嫁ですね、分かります。
桃園の「私の桜乃先生」は智夏ルートで小火をおこし智夏に相談に来た生徒が主人公に片思いしているというもの。
桃園さんの主人公をオカズにした自慰話。
ぶっちゃけ桃園さんに関しては主人公よりも智夏の方が相談に乗ったので智夏に片思いしていて欲しかったです、百合は良いぞ。
緑川の「小さな意地悪」は智夏ルートで彼氏の件で相談に来た緑川の彼氏との話。
良かった…エロゲでの主人公とくっつかず他の男性と付き合う女性キャラの主人公が関わらないエロｽｷｰとしてとても良かったです。
緑川、彼氏が居るのに主人が出張ったらどうしようかと…「Wind」のFDで夢オチでしたがそういうエロがあったので今度は夢オチでなく来るか…？と身構えてましたが、彼氏との野外プレイでとても美味しかったです、最高。
緑川さんは今後も彼氏とラブラブで居て下さい。
赤根と青井と浅黄の「現実の妄想の狭間」は浅黄の妄想の中で3人女子に主人公が襲われるというもの。
ぶっちゃけこの3人娘、悪人では無いのですが、本編で悠ルートの友人の話といい和ルートでのからかいといい、良い印象が無いので女子生徒とはいえ何でFDでエロが入ったのか？と疑問に思いました。
プレイヤー的にヘイトの向いたキャラ達だった為、この3人のエロはさほど要らなかったです。
教頭代理、あおいの「お姉さまにお願い」は主人公の夢オチであおいに攻められる話。
智夏ルートでの地続きだった為「浮気か！！？」と身構えましたが夢オチで良かった…
これをネタに主人公は教頭代理からからかわれ続ければ良いと思いました。
ラストに見れる白波瀬の「夢みる頃を過ぎても」は結婚した白波瀬に郵便屋の主人公が迫る…という夢オチ。
白波瀬は本編での行動に良い印象が無かった為、これがラストかーとテンション下がりましたが、定番の「奥さん！」系のネタだった為、笑ってしまいました。
しかもその上主人公は夢の内容を覚えて居ないという。
夢にくらいは登場するけれど覚えておらず、さほどもう主人公の中では重要な人物じゃないという事が示唆されていて良かったです。

『おまけシナリオ from TG ver.』
テックジャイアンに収録されていたらしい小話。
一話5分くらい。
エロほぼ無し、エロCGは一応ありますが、話の中でのネタとしての部分のみ。
3ヒロインの掛け合い。
和とゆづきは交流がありますが、悠はあまり2人と交流が本編で無い為、珍しい組み合わせを見る事が出来ました。
個人的にゆづき視点での悠との会話が好きです。
「可愛い女の子に処女は無し」とかパワーワード過ぎです、萌えゲーに真っ向から立ち向かう姿勢、嫌いじゃない。
まきさんの淡々としたツッコミ演技の上手さが冴え渡っていました。

『オリジナルアニメーションパート』
20分くらいのアニメ、エロ無し。
教頭代理の学園支配…と見せかけて学園祭用の演劇の提案。
なので妄想オチ系。
アニメの方まで妄想オチとは…徹底されていました。
郷r…神威さんの素晴らしいナレーションを使いまくるんじゃない！最高…
やっぱり最高の声優でナレーターだったと思います、一声で場の空気を掴み過ぎです。
お亡くなりになられている事もあり、神威さんのナレーションを久し振りに聞きましたがこのナレーションをテレビ番組で聞きまくっていた世代なので懐かしさが凄かったです。
作画は「Wind」のFDに付いていたアニメよりも若干作画が悪め。
もう少し作画が丁寧だったら良かったです。
ただ、学園祭前の話なので主人公が全く登場せず笑いました「Wind」のFDアニメでも出たというのに不憫な。
あと、教頭代理が最後に居る部屋に残っているのが緑川と青井のおそらく彼氏持ちと彼氏居た事ありの女性陣で非処女組だったのにも笑いました。
上記のTGのオマケといい萌えゲーに喧嘩売る姿勢、嫌いじゃないです。
草柳さんのキャラで「何で攻略キャラじゃないんだー」というのもパワーがあります。
話は妄想オチなのもあり本編大崩壊ですが、ギャグとして楽しめました。

FDだし…くらいの話。
昨今の完全続編のFDでは無く、オマケのアクセサリー集などに時代を感じました。
次回からアニメ化もしている為、minoriでおそらく一番の有名作「ef」のシリーズを追って行きたいと思います。
ちょっと色々とクオリティが凄いらしいのでかなり楽しみです。

※ゲームの攻略で検索される方がいらっしゃるみたいなので参考にさせて頂いた攻略サイト様を失礼します。
　参考攻略サイト様：比較の町 様
【http://hikakunomatigame.fc2web.com/】
　さくらのさくころ -はるのあしおと Pleasurable Box- ページ
【http://hikakunomatigame.fc2web.com/kou-sakuranosakukoro-soft.html】