ひっそりと群生

ひっそりと持ってるCDの情報やゲームの感想上げたり。購入物の記録など。気ままに。飽きっぽいので途中で止まったらご愛嬌。

【WHITE ALBUM2 EXTENDED EDITION】感想

【男性向け全年齢】



なんとなくLeafのノベルゲーム作品を最初からプレイしたくなったので購入part31。



2018年02月14日発売
Leaf』※リンク先公式HP(18禁)
WHITE ALBUM2 EXTENDED EDITION】(PC)(18禁) ※リンク先wiki
以下ネタバレ含めての感想です。








10作に一個は名作と呼ばれている作品を挟んでプレイしないと心が死ぬと学びました。
というわけで、この感想がいつ投稿されるかは分かりませんが、2021年の70作目は「WHITE ALBUM2 EXTENDED EDITION」をプレイ。
とは言いつつも『WHITE ALBUM2 -introductory chapter-』『WHITE ALBUM2 -closing chapter-』(※リンク先感想)はプレイ済みなので「EXTENDED EDITION」にある「Special Contents」の中にある内容に触れました。


プレイ時間は「Special Contents」だけで約8時間30分くらい。
「introductory chapter」「closing chapter」と合わせると約54時間30分くらい。
システム面は7でもインストール起動可能。
ディスクレス起動可。



今まで様々な媒体で特典として付属されてきたコンテンツを一気に纏めたディスク。
一部特典は万を軽く超えるくらいのプレミアに跳ね上がっていたようなので、公式がこういう形で纏めてくれるのは本当に有り難いです、他の色々な公式も見習って欲しい。


内容は
「ボイス無しのノベルゲーム形式」で、
・彼の神様、あいつの救世主
・届かない恋、届いた
・雪菜姫の受難と大臣の悪巧み
・祭りの後 ~雪菜の三十分~
・台風一過の小春日和
・Twinkle Snow ~夢想~
・もう、ホワイトアルバムの季節じゃない

「ボイスドラマ」で、
・祭りの前 ~ふたりの二十四時間~
・祭りの日 ~舞台の下の物語~
・一泊二日の凱旋
・再会と贖罪のニューイヤー
・2016年の大晦日
・幸せの日 ~ベッドの上の物語~

「ボイス有りのノベルゲーム形式」で、
・幸せへと戻る道
・幸せへと進む道
・不倶戴天の君へ
が収録。


全体的に「これを知らないと「WHITE ALBUM2」を語れない!」や「これを知ったら本編の価値観が180度変わる!」などという極端な特典は無し。
こういう所は男性向け特典の良い所だと思います。
女性向けだと普通に特典系やファンブック、ファンディスク系で本編での感覚を覆すような内容をブチ込んで来るのが多いので…あぁいうのは勘弁して欲しい。
本編の事柄を知った上で、その事柄自体は変わる事無くキャラの心情をより深く掘り下げてる感じ。
本編は全く損ねる事無く、本編補足系として非常にどれも出来が良かったです。
エロ関係はPCの特典以外は当然ですが薄め。
コンシューマCEROのDゾーン(17才以上対象)範囲内の描写です。


特に紙媒体で発行された内容がボイス無しとはいえノベルゲームになってるのは非常に有り難く。
小説は読めなくは無いですが寝オチしやすいのと、やっぱり音楽が加わると臨場感が違うので音楽有りで文章を読めた事はとても嬉しかったです。
ボイスドラマはこれもドラマCD系で寝オチしやすいので省こうかと思いましたが本編に揺さぶられた身としては一応全部視聴。
こちらも非常に良い補足でした…が、CD媒体で聞くのと違ってトラック選択以外は操作出来ずに困りました。
この「Special Contents」内では早送りボタンも無く、停止ボタンも無いという仕様。
トラック分けされてるとはいえ長い部分で20分以上あり、途中でトイレに行きたくなってメチャメチャに焦りました。
どうにか堪えて全部聞きましたが、早送り機能と停止機能は無いという事を噛み締めて挑んだ方が良いです。
ボイス有りのノベルゲームの3作は内2作が最も入手困難だったらしく。
この「EXTENDED EDITION」で落ち着いては来てますが、一時期凄い値段だったのを見た事はありました。
お値段の関係で「EXTENDED EDITION」発売して無かったら触れる事は無かったと思うので、今回触れられて良かったです。


音楽とかBGMとかボイス、絵やCG関係に付いては本編の方でしこたま書いてるのでコチラでは省略。
どれも媒体に見合った演出で特典だからと妥協は無く、全部丁寧な作りで流石愛されているコンテンツだなと感じました。
全部に触れた上で個人的に時系列で追うとするなら、


「introductory chapter」
・雪が解け、そして雪が降るまで
・彼の神様、あいつの救世主
・届かない恋、届いた
・祭りの前 ~ふたりの二十四時間~
・祭りの後 ~雪菜の三十分~
・Twinkle Snow ~夢想~
・歌を忘れた偶像(アイドル)
「closing chapter」
・雪菜姫の受難と大臣の悪巧み(朋が出るのでここに)
・祭りの日 ~舞台の下の物語~(千晶が出るのでここに)
・一泊二日の凱旋
・台風一過の小春日和
「coda」
・2016年の大晦日
・不倶戴天の君へ
・幸せの日 ~ベッドの上の物語~
・もう、ホワイトアルバムの季節じゃない
・幸せへと戻る道 or 幸せへと進む道
・再会と贖罪のニューイヤー(メタネタが多いのでここに)


になるんでしょうか?多分。
まぁ好みにもよると思いますが、時系列的にはこうだとは思います。
ただ、自分のプレイ順は、
「ボイス無しノベルゲーム」
彼の神様、あいつの救世主→届かない恋、届いた→雪菜姫の受難と大臣の悪巧み
→祭りの後 ~雪菜の三十分~→台風一過の小春日和→Twinkle Snow ~夢想~→もう、ホワイトアルバムの季節じゃない
「ボイスドラマ」
祭りの前 ~ふたりの二十四時間~→祭りの日 ~舞台の下の物語~一泊二日の凱旋
→再会と贖罪のニューイヤー→2016年の大晦日→幸せの日 ~ベッドの上の物語~
「ノベルゲーム」
→幸せへと戻る道→幸せへと進む道→不倶戴天の君へ
とボイス有りノベルゲーム以外ほぼ上からの順でプレイ。
以下、各話に対しての感想です。
「雪が解け、そして雪が降るまで」と「歌を忘れた偶像(アイドル)」は「introductory chapter」「closing chapter」で書いているのでこちらも省略。



<ボイス無しノベルゲーム>
『彼の神様、あいつの救世主』
BugBug2010年03月号に掲載(wiki情報)。
中心人物は春希、雪菜、かずさ。
プレイ時間約9分くらい。
雪菜とかずさの初対面時の第一印象話。
お互いがお互いに劣等感を抱いているのが二人らしい。
ただ廊下をすれ違う一瞬だけで互いの利点と自分を比べてしまう息苦しさをズバズバと感じました。


『届かない恋、届いた』
2013年11月3日開催WHITE ALBUM/WHITE ALBUM2オンリー即売会「LastStage3~奇跡の始まり~」AQUAPLUS無料配布(wiki情報)。
中心人物は春希、雪菜、かずさ。
プレイ時間約12分くらい。
「アニメ版の6話と7話の間を補完する内容のミニノベルで、内容もアニメ版の設定に従っており、ゲーム版の内容や時系列とは多少異なっている点もある。」
wikiにはありますが、個人的にはそんなに気にはなりませんでした。
春希の作詞に対する補足。
誰を想って書いたのかが一目瞭然になる話。
雪菜がこの歌詞を見て事実を知る事のエゲツなさが出ていたと思います。


『雪菜姫の受難と大臣の悪巧み』
中心人物は春希、雪菜、朋。
プレイ時間約14分くらい。
雪菜がミス峰城大付属に出るきっかけになる話。
雪菜の色々な悪い噂が立っていたり、そのキッカケが朋だったり。
それに対して裏方として実行委員を操る春希が居たり。
屋上で出会う前から実は裏で繋がりがあった所が垣間見えました。


『祭りの後 ~雪菜の三十分~』
ドラマCD「祭りの前 ~ふたりの二十四時間~』同梱ノベル(wiki情報)。
中心人物は雪菜。
プレイ時間約12分くらい。
文化祭後の眠っている春希へのかずさのキスとそれを見た雪菜。
第二音楽室で春希が目覚めるまでの雪菜の葛藤。
雪菜視点で描かれる告白までの心情の戸惑いや決断。
運命の分岐点が分岐させた張本人の視点で描かれるのが非常に効果的でした。


『台風一過の小春日和』
中心人物は小春。
プレイ時間約11分くらい。
「closing chapter」の小春ルート後の話。
感想で「「closing chapter」後にかずさが現れた時どうなるのだろう?」的な事を書きましたがそれの一つの解に見えました。
小春は必死に阻止しようとしますが、果たして上手く行くのか行かないのか。


『Twinkle Snow ~夢想~』
2011年2月13日開催WHITE ALBUM/WHITE ALBUM2オンリー即売会「LastStage2 ~奇跡の始まり~」Leaf無料配布(wiki情報)。
中心人物は春希、雪菜、かずさ。
プレイ時間は約55分くらい。
もしも、告白をしたのがかずさだったらのif。
全ての「運命」の歯車が綺麗に噛み合っていたら。
苦しむ事もあるけど、ちゃんと持ち直す事も出来て、皆が真っ直ぐに進む。
ように見えた雪菜の夢オチ。
三角関係物のifは「君望」でも公式が出しましたが、同人誌即売会で公式がお出しするという強さよ。
これ、サークル参加でこのifを書いて来たサークルが居たら勝ち負けでは無いとしてもちょっと及ばぬ存在というか。
そういうifを「同人」として、そして「夢オチ」として公式がお出しするという底意地の悪さと言うか。
「決して現実には起こり得ない未来」として出すの、とても性格が悪いなと思いました、とても酷いです(褒め言葉)。


『もう、ホワイトアルバムの季節じゃない』
中心人物は春希、かずさ。
プレイ時間は約9分くらい。
「coda」かずさTRUE ED後。
二人が日本に帰国し、日本で挙式を挙げようとする話。
かずさの忠犬っぷりが光ります。
この話が「幸せへと戻る道」へ続くので、「幸せへと戻る道」前推奨。


<ボイスドラマ>
『祭りの前 ~ふたりの二十四時間~』
2010年8月13日コミックマーケット78発売(wiki情報)。
中心人物は雪菜、かずさ。
7トラック。
・プロローグ
・新曲。3曲目。ラストナンバー
・挑発と余裕と
・誰の、誰への、誰のための
・中学生の恋
・親友まであと半歩
・エピローグ
所要時間約59分くらい。
文化祭一日前練習中話。
雪菜とかずさ文化祭前の言い争いや春希を好きかどうかの確認をする会話が綿密に描かれています。
喧嘩して、でも直ぐに仲直りして。
この応酬を何年も続けるからこの二人も本当に凄い。


『祭りの日 ~舞台の下の物語~』
「closing chapter」予約キャンペーン特典ドラマCD(wiki情報)。
中心人物はサブキャラクター、ラストに千晶。
5トラック。
・プロローグ
・集結する人たち
・伝説のステージ
・それでも祭りは終わらない
・そして、大人の恋が始まった
所要時間約48分くらい。
文化祭中のメインキャラ以外の会話や行動など。
最後、かずさが春希にキスをして逃げた先で千晶に出会い会話をするので「closing chapter」後推奨。
千晶のかずさへの質問による掘り下げが凄まじい。


『一泊二日の凱旋』
2011年12月29日コミックマーケット81発売(wiki情報)。
中心人物はかずさ、曜子。
4トラック。
・プロローグ
・はた迷惑な七光
・三年ぶりの除夜の鐘
・遠慮を知らないラブレター
所要時間約35分くらい。
「closing chapter」冬馬曜子コンサート中のかずさ帰国話。
母親との会話と夢に翻弄されるかずさ。
「停滞」し続けているかずさの姿がとても苦しかったです。


『再会と贖罪のニューイヤー』
PS3用ソフト「ホワイトアルバム2 幸せの向こう側」イベント「WHITE ALBUM2 SPECIAL ENCORE」来場者プレゼント。
中心人物は春希、雪菜、かずさ。
1トラック。
・再会と贖罪のニューイヤー
所要時間約23分くらい。
「closing chapter」冬馬曜子コンサート中、帰国したかずさがもしも春希に出会っていたらのif。
…に見せかけた最後は中の人大爆発の番宣。
前半はシリアス後半はギャグ。
このボイスドラマのみテンションが違うのでラストのお口直しに推奨。
生天目さんがToHeart2の由真の名前を出したり、アニメの「WHITE ALBUM2」の告知をしたり。
最後に「なばさん」「だいちゅうさん」とか呼ばれて笑いました。


『2016年の大晦日
2016年12月29日コミックマーケット91先行発売(wiki情報)。
中心人物は春希、かずさ。
2トラック。
・2016年の大晦日
トークコメント
所要時間約23分くらい。
「coda」かずさTRUE ED後。
晦日の睦言。
大宙さんの声はトークコメント時の素の声が一番好きという事に気付きました。
大宙さん、生天目さん、どちらも地の低めの声が好きです。
そして登場しない雪菜について語った時、中の人のトークなのにちょっと冷や汗が出ました。


『幸せの日 ~ベッドの上の物語~』
ソフマップ特典CD。
中心人物、各ヒロイン。
5トラック。
・小木曽雪菜……………一生分の幸せ
・冬馬かずさ……忠犬はご機嫌ななめ
・杉浦小春………………通い妻の矜持
・和泉千晶………………心温まる猥談
・風岡麻理……10分でできること全部
所要時間約32分くらい。
ソフマップ特典らしいピロートークCD。
この「Special Contents」のボイス関係では一番エロいかも。
ヒロインが主人公に語り掛ける形式で決して春希という名前が出ないのが男性向けの特典らしい。
しかし、この「WHITE ALBUM2」は春希が主人公で無いと回らない話の為、どう足掻いても主人公=プレイヤーにはなれないという。
「お前」とか「貴方」とかの名詞にしても春希がチラつくので「春希」呼びで良かったんじゃないかな?とも思いました。


<ボイス有りノベルゲーム>
『幸せへと戻る道』
ラジオCD、コンサートBD購入者特典(wiki情報)。
プレイ時間約30分くらい。
かずさTRUE EDその後の物語。
「もう、ホワイトアルバムの季節じゃない」後に日本に戻り結婚式を挙げようとする二人の話。
かずさは「停滞」のヒロインで学生時代で時が止まっている女性なので、あの頃に戻ったり、学生時代に出会った場所まで戻って第二音楽室で挙式をするというのがニクい演出だなと思いました。
かずさは「停滞」しているポイントまで「戻る」ヒロインなんだなぁと。
決して日本には顔向け出来ないような中で海外に逃げた二人でも、小木曽家には曜子さんが初めて母親らしく謝り倒したり。
時間が解決して雪菜、武也、依緒が駆け付けてくれたり。
基本的には善人で構成されてる世界なのが救いだったするなぁと感じました。


『幸せへと進む道』
ラジオCD、コンサートBD購入者特典(wiki情報)。
プレイ時間約30分くらい。
雪菜TRUE EDその後の物語。
雪菜は「成長」のヒロインだから「進む」ヒロイン。
かずさとの対比が上手いなと思います。
引っ越しも、春希の母の件も、全てが前へ前へと進む。
そして今の二人の最も進んだ先、子供も居て。
春希は決して親の愛に恵まれた子供では無かったけれど、雪菜と一緒に親になり、今度は自分の子供に同じような気持ちにはさせない道を進んで欲しいなと思いました。


『不倶戴天の君へ』
PS3版「WHITE ALBUM2 幸せの向こう側」追加エクストラエピソード。
プレイ時間約1時間50分くらい。
かずさ浮気ED後の物語。
PC版には無かった要素。
これを全年齢のPS3版に盛り込むのか…
いや、まぁ、そりゃエロシーンカットという事は「WHITE ALBUM2」ではかなり難しいカットでゴリッゴリに話が減る&話の表現方法も減るとは思うので、何らかの追加をしないと割には合わないとは思いますが、まさかの「浮気ED」のその後という。
全年齢で?全年齢でやるの?凄いな。
全年齢での追加としてはエキセントリックですね、嫌いじゃないです。
しかしまぁ、上手い具合に補足になってるというか。
「Special Contents」の中では一番長い時間プレイしたと思います。
かずさのコンサートから雪菜のライブを見るまでの空白の補完。
鬱病の人間に入れ込みすぎて健全者も堕ちていく過程が丁寧に描かれていました。
実際ああなるので見ていて非常に辛い。
ギャルゲーで鬱病を発症するのはヒロイン寄りになると思う中で主人公が発症するのがまさに「WHITE ALBUM2」で春希、マジ春希。
こういう場合は実際問題時間しか解決せず適度な距離を保つのが一番ですが、雪菜はそれも難しく。
二人をこんな風に堕としたのがかずさなら、雪菜まで堕ちていこうとするのを止めるのもまたかずさという。
そしてかずさのオーケストラで上手く周りと合わせられないモヤモヤを上手く吹き飛ばすのも雪菜という。
まさに不倶戴天、このルートの二人は永遠に背中合わせなのだなと悟りました。
連絡先も消し、もう二人が同じ道に戻る事は無いけれど、別々の地で生きていく姿が分かり安心したというか。
ラスト、かずさのオーケストラ曲がED曲になってるのが演出の上手さを感じました。
このルートで「二人の世界」に逃げ込もうとした春希とかずさだけれど、やっぱり誰かが側に居るから生きていて。
決して世間と自分とを切り離す事は出来なくて。
一人には絶対になれない、成功にも失敗にも誰かが関わっている。
WHITE ALBUM2」は「絶対に切り離せない世間」というのを描くのが本当に上手い。
基本皆善人で生きていたくて、善意で行動した結果空回りして酷い道に進むけど、でも善意があるから引っ張り上げてくれるし引き上げられる事があり、そういう所が現実的だなぁと強く思います。
皆良い人で居たいんだ、良い人で生きたいんだと、そんな風に思います。
他のコンテンツはわりと補足くらいですが、この話は本編を覆す程では無いにしても、雪菜とかずさの「互いが不倶戴天の存在」という部分や「浮気ルートでは二人は決別する」事を知れるという意味でかなり重要な話かと思います。
手に入りやすい移植版の追加エピソードでこの話を追加するのは良い事だなと。
移植版、「WHITE ALBUM2」は「エロ無しでどうするんだこの場面…」と思ってる部分がかなり多いので、そのシーンの確認を含めていつかプレイしたいなと思いました。
他の話は順番は気になりませんでしたが、この話だけは、「幸せへと戻る道」「幸せへと進む道」の前にプレイした方が良かったなと終わってから思いました。
仕方ないとはいえ、一番下に置かないで欲しかったです。



以上、「Special Contents」だけでも「introductory chapter」と同じくらいプレイしていました。
「introductory chapter」より15分くらい長めかも。
かなり満足度の高い追加コンテンツでした。
こんだけ特典系で出されたら、確かにいかに本編で得る情報が覆る事は無いと言えど、全部持ってる人と持ってない人では知識量に差は出るなぁとは思いました。
今回こういう形で触れられて良かったです。


しかし、こんな風に纏めてセットで出されたという事は、「WHITE ALBUM2」というコンテンツは公式が出す分としては終わり…という事なのでしょう。
それはそれで寂しいような。
2010年から2018年まで、8年間続いたコンテンツ、お疲れ様でした。
「好き」とか「楽しい」とかの感情を抜きにして、間違いなくエロゲ史上に名を残し続けるノベルゲームでした。


Leafもここでエロゲ制作を止めている為、自分のLeafのノベルゲーム追いもここで一旦終了です。
Leafの冬ゲーをまたプレイしたいと思いつつ、でも、これだけの作品を出したらここで止めたいのも分かるなぁと思ってしまうほどの一作でした。
次回どのブランドを追って行くか一応は予定を立てていますが、エロゲのノベルゲームの歴史を築いた一角に居るLeafのノベルゲーム作品に触れられて良かったですし、楽しかったです。