ひっそりと群生

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【ろけらぶ -Location Love- 電車×同級生】感想

【男性向け18禁】



2019年08月30日発売
FrontWing』※リンク先公式HP(18禁)
ろけらぶ -Location Love- 電車×同級生】(PC)(18禁) ※リンク先Getchu.com(18禁)
以下ネタバレ含めての感想です。








保住圭さんの単独作に触れるのは6作目、「ろけらぶ -Location Love- 電車×同級生」に。
プレイ時間は約3時間くらい。
システム面は7でもインストール可。
DLサイトでのみ販売なので起動時の確認はDLコード入力のみ。
選択肢は一応最初の方に一箇所ありますが、主人公の住んでいた家の件なので前作プレイ済みの場合は飛ばしても可。


ろけらぶ -Location Love- 同棲×後輩』(※リンク先感想)プレイ済み。
前作もコンパクトに纏まっていましたが、その短く手軽に楽しめる!というのはしっかりと引き継がれており、今作も大変楽しめました!!
読んでいて本当にストレスフリーで2~3時間で楽しめて。
エロも前回と同じく回想で6シーンと純愛としては多め。
その上で今作はかなりエロの方向性で若干マニアックな方向が多く。
前作が同棲の中で行われる王道なエロだとしたら今作は電車というシチュエーションもありほぼ野外プレイ。
野外&公共の場での露出エロが好みな自分としてはかなーりエロの方向で楽しめました!
その上、主人公とヒロインがエロの方面で一番近付くきっかけになった出来事がお漏らしという…おしっこから始まる関係…最高かよ…
エロゲらしい関係の繋がり方とか超絶に好きなので、話としては若干唐突感はありますが、純愛としてはマニアック寄りな流れが結構畳み掛けて来てエロゲとして非常に楽しいイベントが多かったです!


しかも今作は…とにかく鳰が可愛くて可愛くて…
いや、前作の日和も可愛かったです、そこは間違いない。
間違いないのですが…ちょっと鳰の属性がてんこ盛りで…
ツンデレ、ドM、お嫁さん従属属性とか…最っ高かよ!!
主人公を意識し始めて、主人公に大切な所を見られて、「責任を取る」という言葉に絆されていき、でも「彼女にはならない」と言って…
「彼女にはならない」と言いながらも主人公の強い推しは絶対に拒否する事は無くて。
最終的に「彼女」として「付き合う」のではなく、それすら飛び越えて「結婚して欲しい」という意味での「責任を取る」という受け取り方をしていて…「結婚」を主人公に求めていて。
…あの…自分、「付き合う」や「彼女」を飛び越えて「結婚」をせがむヒロイン大好きなんですよ…愛が重いヒロイン大好きなんですよ…こんなん好きに決まってんじゃん!鳰!嫁になってくれ!!!
おばあちゃんからの言葉を大事にし続ける、現代っ子と古風が入り混じり古風が若干色濃くあるような子で…主人公の「責任を取る」という言葉を信じ続け「彼女」を否定し「結婚」を待ち続けるとか…可愛いが過ぎますよ…
お守りを落として「破局のお守り」を知り、「破局は嫌、結婚をしたいお嫁さんになりたい」とポロポロと泣き出すシーンはもう反則でした!
色々な出来事から主人公に想いを寄せながらも「結婚」を切り出されるまでは必死にツンを貫き通す姿と、それでも主人公に強く求められれば拒めないし、なんなら命令のような、強く押される状況に陥れば主人公の要望に全部答えようとするドMさというか…古き時代のお嫁さんの従属さを持ち合わせていて…あー…前半の押されて受け入れるエロが非常に可愛かったです。
そして「結婚」の約束を交わして完全に嫁として主人公を受け入れ初めてからの主人公の全てを受け入れるエロがもう…もうっ…
お嫁さん孕ませプレイとかド性癖なのですが…「嫁」になってからのデレエロも最っ高でございました…
とにかく鳰の属性要素とエロの方向性全体的に好みで好みで…ハチャメチャにニヤけた3時間でした。


絵は相変わらず綺麗、SDが本当に可愛らしい…
痴漢プレイはSDキャラでのシーンでしたが、地味にエロかったです…
その後ニーソプレイしますが…痴漢プレイでもエロ欲しかったなぁ…というのが痴漢プレイが性癖な人間の仄かな嘆きです。
背景も前作からプラスで増えて。
電車が進む際に景色が流れたり、雨が降ったり、おそらく吉里吉里の機能をふんだんに使ってるなーという印象でした。
…というか電車ズルいですわ。
同棲も良いけど、電車って電車そのものがもう最高の要素じゃないですか…エロを抜きにしても。
パッケージにある「水の線路」、もうこれだけで「勝ち」ですもん…
ロケーションというように「電車」そのものが凄く強さを持っていたと思います。
「同棲」も良いシチュエーションでしたが、ちょっと個人的好みとして「電車」強かったです。


音楽は前作と変わらず、ですが良曲が多いのでCDでのサントラを出そう?本当に。
ED曲で曲は変わらない中で歌手が2名になっていて…徐々に増えていく構成は面白いなと思いました。
声は奏雨さんは「千の刃濤、桃花染の皇姫」のエルザでお聞きした事がありましたが…こういう気丈なタイプの演技が良いなーと思いました。
高すぎず、かと言って可愛くもあり。
ちょっと強気なタイプの演技がとても良かったのと、後半のデレた際の柔らかくなった演技もまた良く…前半と後半の変化がお上手だなーと思いました。


「電車」というロケーションと、鳰の「彼女」をすっ飛ばして「嫁」になりたいという思考がちょっとツボにハマりまくりでした。
今回は親などの介入が無かったのも若干ポイントが高かったり。
鳰の両親もおばあちゃんもきっと祝福してくれて、「彼女」と「嫁」の件での問題で、二人の間の若干のすれ違い話だったのが高ポイントでした。
全体的に満足のいく一作でしたが、2点、個人的な問題があるとするなら、一つは主人公が鳰に惹かれた部分が完全に容姿だけだったのでそこは物足りなかったなーと思ったり(美少女ゲームですし、そこは良いんですが…好みの問題)。
もう少し容姿よりも鳰のおばあちゃん大好きな内面に触れる描写が多いと良かったなーと思いました。
「彼女じゃない」と言われ続けても尚、鳰が好きで一生懸命アプローチしまくる姿は一途で大変良かったです。
もう一点は、仕方ないとはいえ…日和が不憫で!!
前作プレイ済みだと日和は最初から主人公に惹かれているキャラなので、出て睨む度に「ぐっ…」となりました。
日和も日和で前作でとても良い子で可愛い子だったのでこう…仕方ないとはいえ…胸が痛みました…
八千代も主人公を気にしてるんだろうなーとは思いますが、まだ攻略してないのでそんなに気にならず、日和の可愛らしさと日和との生活を知っているからこそ若干辛かったです。
そういう点では鳰は電車での出来事が無いと主人公に想いを寄せないキャラだと思うので他ヒロインのお話でもダメージは少なそう…


その2点を除けば3時間という短い時間の中でかなり満足のいくイチャラブを堪能できました。
いや、本当に、これくらいが丁度良いです…
次回はラスト、ずっと登場していた八千代のお話で、ずっと縁を結んできた神社のお話らしいので、次回もこれくらいにストレスフリーなのを期待しつつ楽しみたいと思います。